2012年10月7日日曜日

海外からの日本語電子書籍リーダーアプリダウンロードで思ったこと

日本に住んでいる人が洋書電子書籍を購入するのは、amazon や、楽天kobo を使えば簡単に買えると思います。Google Playからも買えるようになったの・・かな?

しかし、その逆の、
日本国外に住んでいる人が、和書電子書籍を購入するのは、基本的に全く無理 という状況です。

Galaxy Note 10.1を購入したので、一応、各社の電子書籍リーダーアプリがダウンロードできるのか調べてみましたが、、

↑BookLive => ダメ

↑honto => ダメ

↑Kinoppy => ダメ

↑パブリ => ダメ

↑Reader → ダメ

↑Garapagos → OK!? あれ?

まぁ、利用するには会員登録が必要であり、 頑張って、名前・住所・メアド・クレジットカード名義/番号/期限 など登録してみたところで 「日本国外野郎には売りません!」 と言われるオチがわかってるので挑戦しませんけどね。

Apple iOS用の各社アプリも海外からはダウンロードできないし、海外からは和書電子書籍は購入できず利用できません。


「著者が日本国外の人には絶対売りたくないと言っている」
「通信インフラにゆとりが無いから日本国外には売れない」
という状況ならわかりますけどね、どっちも違うだろうし。 なぜに販売拒否なんだろうか?


当たり前ですけど、日本に住んでいる日本人なら、日本語テレビ放送・日本語映画/レンタル・日本語音楽/レンタル・日本語ゲーム などなど、あらゆる日本語コンテンツを楽しめ、購入もし放題ですよね。
だから、敢えて、電子書籍端末を買って、電子書籍を購入しなくとも、紙本買うとか、他のコンテンツで余暇を楽しめるからいいや って人もいるでしょう。

海外の日本人にも和書電子書籍を販売するって、需要あると思うんですよね。 インフラや設備投資だって、映像配信や、音楽配信に比べたら簡単なのでは。 決済方法も、クレジットカードか、PayPalで買えるようにするだけなら、日本の日本人に売るのと手間変わらないだろうし。。 物理的な商品配送とか無いんだから、自動販売機のごとく自然に収益あげられると思うのですが。。

期待は、日本amazonでの和書電子書籍販売開始です。
出版社がらみの問題があるのだとしても、 個人でも電子書籍を販売して収入得られますからね。
出版権利の切れた本を著者が個人的に販売してくれたり、自分の作品に興味を持つ世界中の人のために新作書き下ろし とか始まれまればね。

編集者がいて、出版社があって、印刷された紙本になるからこそ、いい作品になるんだ という考えもわかります。
電子書籍個人出版にも、紙本にない色々なメリットがあるでしょう。 出版物として考えた場合、ページ数制限はないし、カラー写真・挿絵を何百ページ入れようが印刷・紙・物流・倉庫保管コスト関係ないし。 アプリのように発売後のフィードバックを受けてアップデート(改訂)や、コンテンツ追加が行われる電子書籍があっても面白いでしょう。

販売価格も著者が自由に決められて、自作品を3冊買ってくれたら値引きとか、著作に関する裏話・メイキング的な特別コンテンツが貰えるとか?

作者も読者も人間ですよ。 生きてるうちに自分の著作物を出来るだけ沢山の人に届けたい、読みたい本を読みたいってありますよ。

個人的には昭和生まれの和書作家さんの、amazonでの個人電子書籍書店が増えて欲しいです。
良書なのに絶版になっている著者の、息子さん・娘さん、偉大な両親を作品をamazonでデジタル販売して沢山に人に届けるとか、挑戦して欲しい。 amazonでの商品説明欄に、皆が作品を購入したくなるようなアピールを感情こめて書いてね。


p.s.
既存の電子書籍販売も、新作や、新規取り扱い以外では、販売店の企画でも無い限り「超大量の中の1冊」として埋もれがち。 著者が直接アピールして売ることができたら、もっと注目される本ってあるだろうなぁ。

p.s.2
「あなたの作品の大ファンなんですよ、好きで好きで、何度も読みました。 コンピューター苦手なんですね、じゃぁ、私が格安で電子書籍化しますよ・・では、前金と作品を貸してください」 なんていう、悪徳業者が現れないことを祈るw