2012年10月14日日曜日
Samsung Galaxy Note 10.1 買った 其の八
今回は「RAM2GB搭載で快適!」 をお伝えします。
↑の画面は、 Galaxy Note 10.1 を設定メニュー からリセットを行って、ほぼ出荷時の初期状態にして起動し、初期起動チュートリアルを終了させた状態で、画像のページの他にもSamsung標準のウィジェットが最初から動作している状態です。
↑ アプリを何もインストール・起動しないで、RAMマネージャー開いて「メモリを消去」を行いキャッシュ消去すると、使用量361MBです。
↑Samsungのウィジェットを全部終了した状態でのRAMステータスは306MBです。
他の一般的なAndroid端末と比較して、306MBが多いのか少ないのかはわかりません。メインのAndroidOSによる占有の他には、スマホではないので常時電話発着信を受け付けるためのプロセス起動していないだろうから、そういう意味では少ないだろうし、 しかし、他機種にはない、ペン機能が備わっているからドライバやらペンシステムやら、ペンのためにSamsungが独自追加している常駐アプリなどあるでしょうから、そういう点では多いのかもしれません。
AndroidOSで動作している電子ペーパー端末や、ウォークマン・MP3/メディアプレーヤ-、デジカメ などありますけど、どの程度のRAMを搭載していて、ユーザーが自由に利用できる空き容量はどの程度あるのか、とか、気になりますね。
iOSとは、マルチタスクやウィジェットの有無などメモリの使われ方が全く違うので、比較対象にはならないのですが、 iPod4Gは256MB、iPhone4/iPodTouch5は512MB、iPad3/iPhone5は1GB搭載です。 私は iPod4G利用時には、「ダウンロードしたアプリが起動しない」 「突然停止」 「強制終了」 「遊び倒したゲームが突然起動しなくなってデータ全部消えた」 「アプリの切り替えに時間がかかる」 などを経験しました。 OSがVerUpしたらOS占有領域がさらに増えユーザーがアプリで使える容量はさらに減る、 は、きっとどのOSでも同じだろうから、GalaxyNote10.1の 2GB RAM 搭載が魅力に感じてました。
話は戻って、 306MB/1.78GB が、アプリを起動して使い込んでいくと、どうなるか、です。
↑これだけのアプリを起動してみました。
Active Applications : 現在起動中のアプリ です。
標準の動画プレーヤー、コミックビューアのPerfectViewer(zip画像表示中)、標準の音楽プレーヤー、ゲームTownsmen(ゲームプレイ中)、グーグルアース(地図表示中)、標準のカメラアプリ、YouTubeアプリ(動画再生中)、Evernote(ノート一覧表示中)、標準の写真アルバムアプリ、PhotoShopTouch(チュートリアルの画像表示中)、FireFox/Chrome(共に5つのタブを開いている)、Gmail(受信トレイ表示中)、GooglePlayStore(アプリ紹介表示中)、ウィジェットは一つも動作させてませんし、ライブ壁紙も使ってません。
タスク切り替えによって、アプリ動作がフォアグランドからバックグランドになっているので、CPU使用率はほぼ0%ですが、フォアグランド動作中は各アプリとも、さらにRAMを使ってると思われます。
ということで、RAM占有量は、それぞれ利用状況によって異なるので、参考にということで。
↑で、RAMステータスを見ると、 1.37GB/1.78GB です。
あれほど沢山のアプリを同時起動していて、まだ、0.41GBもゆとりあるんですよ、スゴくないですか?
「こまめに、開いたアプリの完全終了を・・」 なんて、全く気にしなくてもOK。 どんどん、ガンガン開いて無問題なのです。
Windows-PCや、iOS機よりも、Androidはスゲーな! って思いました。 (そもそもアプリがモバイル用で軽量ですけども)
2GBというスペックで1.78GBってことは、1GB搭載のAndroid機では実際は1.0GBは使えないわけであり、↑みたいな(極端な)複数アプリ起動は当然できず、ウィジェットやライブ壁紙を使われる人は、さらにユーザー利用可能なRAM領域が減るわけですね。
ダウンロード購入インストールしたアプリが起動しなかったり、正常動作しなかったり、妙に重かったり、突然終了したり というトラブルの原因は色々ありますが、空きメモリ不足によるトラブルは、2GB搭載機では発生しにくいと思われます。
↑は、コミックビューアーアプリの PerfectViewerの初回起動時の注意表示。 当たり前のことですが、ピクセル数の多い画像ファイルや、ファイスサイズの大きいデータを利用する人は、RAM容量にゆとりあるほうが快適に使えますね。
フォトショップで高画素画像編集を複数レイヤー使って行うのも余裕な感じ?
私的には、GalaxyNote10.1での起動中アプリの切り替えの快適さはスゲエ! の一言です。 iPod Touchのように、固い物理ホームボタンをガチガチ押さなくともイイというのもありますが。。
さて、ついでに ROM16GB (ストレージ領域としてのRAMの意味) についても書いておきましょう。
GalaxyNote10.1は、公式スペックによると、16GB/32GB/64GB のモデルがあることになっているのですが、イギリスで一般的に購入できるのは16GBで、32GBモデルは取扱店が極端に少なく、値引きもなく高価です。 米国では16GBに対して32GBモデルも理解できる価格であちこちで売られています。
16GBモデル、32GBモデル、 どっちがいいかというのは、人それぞれですね。 GalaxyNote10.1は先日のアップデートで、メーカー公式に64GBまでのMicroSD(XC)を利用可能になりました。 16GBモデルでもプラス64GBできるということは、 単純に80GBですね。 iOS機ではそんな大容量のものはないし、80GBで容量不足と感じる人はノートPC使ったほうが良さそうな気がしますよね。 個人的にはAndroidアプリはあまりインストールしないし、写真・動画・音楽はNASからのストリーミング利用だし、自炊で読むためのものも2GB程度で読み終わったら入れ替えて行けば充分な人なので、16GBモデル問題なしでした。
iOSだったら、アプリをたくさんインストールするだろうし、iPhone(や、スマホ)だったら写真・動画を撮るとみるみる空き容量が少なくなるだろうから、容量多いのがいいと思います。
↑16GBモデルをリセットしたときのストレージ状態です。
32GBのマイクロSDを借りて装着してます。
16GBモデルなのに、合計容量11.66GB!? と、思いますよね。
詳しいことはわかりませんが、たぶん、リセットで標準状態に戻せるってことは、システムリカバリーデータがROMを占有しているのだと思います。標準プレインストールアプリがほぼないNexus7と比べますと、GalaxyNote10.1には、Sノートとかペン関連のアプリ、フォトショップ、ポラリスオフィス、クレヨンフィジックス、その他Samsungアプリ・ガジェット・サンプル音楽・サンプル動画・サンプル壁紙などが含まれているからですかね。
↑4.0.4です。 4.1バージョンアップが楽しみです。