2011年11月8日火曜日

ChainLP V0.40-3

iriver Story HD で日本語小説・コミック人の必需ツール、 ChainLPがバージョンアップ公開されています。

> http://no722.cocolog-nifty.com/blog/chainlp/
>■履歴
>0.40-3 2011/11/05
>・PDF、LRF、ZIPを出力する際、一時ファイルとしてOSのテンポラリに出力してから、完成後に出力ファイルへコピーするようにしました。
>・ZIPを逐次圧縮するのではなく完成後に一括圧縮するオプションを追加しました。詳細設定の「ファイル出力設定-アーカイブ出力設定-後で圧縮」をチェックして下さい。
>・ZIPの圧縮レベルのデフォルトを0(圧縮なし)にリセットしました。
>・事前トリミングの挿絵判定が1ページずれる不具合を修正しました。
>・ページリストの前後を入れ替えてバッチ出力すると、再ソートが発生して並びが戻る不具合を修正しました。
>・XPDFのPDFIMAGE.EXEを使用したPDF変換入力機能の必要性が薄くなっているので削除しました。

こんな素晴らしいツールを無償公開、開発を続けてくださっていることに感謝感謝です!!

今回のVerUP『一時ファイルとしてOSのテンポラリに出力してから、完成後に出力ファイルへコピーするようにしました』は、RAMディスク作れる人はOSのテンポラリ出力フォルダをRAMディスクに変更するといいですね。 完全SSDのPC使ってる人も、RAMディスクへ書き出し→外付けHDD(or NAS保存, or クラウドへupload保存)でHDD or SSDに優しい動作となりそうです。

自炊(スキャン)の小説・コミックを 傾き補正して、story HDの XGA(768x1024)に自動トリミングし、ガンマ補正かけて、PNG→zip 出力、、ですね。 ChainLPがなかったら、私はStoryHD買ってなかったかもしれないし、当然こんなブログはやらなかったわけで。 私の人生に素晴らしい影響を与えてくださったChainLP作者さんに改めて感謝です。

青空テキストのフォント埋め込みPDF化にも大変世話になっています。
ChainLPのスゴイところ、例えばこれ。 欧文の文字間を詰めて普通の小説のように読みやすく出力してくれるところ。 iPhoneアプリの i文庫、i文庫Sとも有料アプリ買いましたけども、いつまでたっても欧文プロポーショナル対応はしてくれませんねぇ。
作者さんのセンスなんだろうなぁ、アプリの仕様として やりたいこと・やりたくないこと、プログラマとして出来ること、出来ないこと・・・(略)



アーサー王物語 テニソン アルフレッド著

http://www.aozora.gr.jp/cards/000140/card50131.html

ワードラップ(行末で単語が途中切れしない処理)はどちらもできないものの、読みやすさが全然違う。てか、個人的にはi文庫でコレ読むのは不可能・・。


ChainLP (無料) + 青キンフォント
(IPA明朝をSkyBookの高山さんが太字化し公開しているもの)

i文庫S (350円) ver2.0.1


参考:Internet Explore で XMHL版表示
(当然縦書き表示は出来ない。ワードラップは自動処理される)

※英単語、英文が頻出する和書をiPhone・iPodTouchで読むには、iPhoneアプリのBREADERをオススメします。↓詳しく解説してくださってます。

iPhoneリーダーアプリ奉行
青空文庫リーダー6種の見え方の違い(bREADER,i文庫S,i文庫,Skybook,豊平文庫,金沢文庫)
http://iphonereader.seesaa.net/article/219944484.html