2012年5月26日土曜日

英WaterStonesはNOOKじゃなくてKindle採用



イギリスのリアル店舗の本屋さん、WaterStone の扱う電子書籍端末が Amazon Kindleになってしまいました・・。
がっかりです。。

http://www.waterstones.com



NOOKという電子書籍端末は、米国の BARNES & NOBLE という紙本を売るリアル書店で販売されており、店内でNOOKを使うと無料立ち読みができたり、割引クーポンが貰えたり・・をやっていて、Amazon Kindleとの差別化を行っているのはご存知と思います。

先日のニュース、期待してたんですよ。 英国でのNOOK販売。

Barnes & Noble、「NOOK」新モデルを今春に投入予定
>なお、別報道で、同社はNOOKシリーズの海外展開の第一弾として英国を狙っており、英国の書店チェーン大手Waterstonesとの提携交渉を模索中という。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1201/30/news055.html


Barnes & Noble、英国のWarterstonesと提携
>NOOKは米国での販売成績は非常に良いが、米国以外ではそれほどでもない。英国進出の成功は同社が拡大するマーケットの優先度を高め、NOOKの名前を浸透させることになるかもしれない。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1202/02/news035.html

結果、、NOOKの話はなかったことに、、amazon Kindle でした・・。
NOOK GlowTouch 以降の高解像度端末が発売された際、英国でも気軽に購入できるようになるかなっ!
と期待してただけに残念です。
電子書籍端末=Amazon Kindle  で独占市場になってしまうと、困りますな。
他メーカーが高品質・高機能の端末を開発しても、市場で受け入れてもらえないとか。

ちなみに、WaterStonesは過去、電子書籍端末の販売として、 HD ではない iriver story, Sony READER, BOOKEN など販売していました。 ・・だけに、 Amazon Kindle オンリーとなるのは端末フリークとして残念。

まぁ、企業としては利益ビジネスで Kindle というのは良く理解できるのですが。


さて、iriver,KOBO 次機種は無事発売されるのか!? SONYはどう出るのか!?
あぁ、そういえば、SAMSUNGも 過去 6インチSVGAの電子ペーパー機をイギリスで売ってたな。

スキャンサポート仙台 利用で500ポイントもらえます


私がお世話になりまくっている、スキャン代行サービスのスキャンサポート仙台 にて 「ポイント還元、ご紹介キャンペーン」が始まっているので宣伝です。


2012年05月23日
ポイント還元、ご紹介キャンペーン!!
いつも弊社サービスをご利用下さり感謝申し上げます。
書籍を電子化するとこんなに便利!
簡単に電子化できるよ!
スキャンサポートのサービスについてなどなど・・
ご友人・知人・ご同僚などにをご友人・知人・ご同僚などに宣伝してくださいませんか?
紹介特典といたしまして、(紹介後、弊社サービス利用で
紹介者(紹介してくれた方)様に1000p
被紹介者(紹介された方)様に合計500p(初回利用特典300P+紹介特典200p)
をもれなく進呈いたします!
是非、この機会に友人・知人・ご同僚などお誘い合わせのご利用をお待ち申し上げます。
*必ずお読みください
ご注文の備考欄に必ず ○○様より紹介  と記載してください

ということで、○○様より紹介 のところ、 紹介者として【イギリスの角田】を記載し利用して頂きますと、あなたに500ポイント(500円相当)、私にもポイントが貰えるそうなので・・是非、宜しくお願いします。。

このスキャンサポート仙台、スゴイのは、800ページまで1冊100円!(解体&スキャン) ということ。
他の代行サービスだと、100円なのは 300ページ程度までで、500ページちょっと超える書籍だと200円以上になったりしますね。

さらに、問い合わせサポートが親切丁寧で早い! 私、何度かメール&問い合わせフォームから送りましたが、すべて当日~翌日(翌営業日)に返信いただけました。仙台で大通りに面したビルの1階に店舗を構えて営業されている、ちゃんとした会社なので安心です。

綺麗で満足な仕上がり! 私の場合は、注文時にコメント欄に「Scansnap S1500 、グレースケール、300dpi、JPEG圧縮率1~2でお願いします」 と書いて作業していただいてます。 文庫本の文字は真っ黒、下地は真っ白にほぼ近い、ノイズも少ない画像PDFで納品して頂いてます。 納品された300dpiのPDFを StoryHDでそのまま読むことも出来ますが、 ChainLPでPDFを 余白除去、ヒストグラムを調整で白黒をよりハッキリさせたXGA16階調グレースケールPNG画像zipに変換するとイイ感じです。もちろん、将来iPad3を購入した際にも300dpiスキャンで充分ですよね。

標準納期は14営業日 50冊以下の依頼は、書籍がスキャンサポート仙台に到着し、検品作業終了のメールが届いてからのからの14営業日納品です。営業日とは、土・日・祝祭日を含まない日数であり、約3週間と考えてよいでしょう。 ちなみに、私が今まで利用した状況では14営業日かからず10営業日程度で納品されました。

電子署名と社印の埋め込みによる著作権への取り組み これも他社と違ってスゴイな、と思ったポイントです。 スキャンサポート仙台にスキャン依頼の書籍が到着すると、最終ページに物理的にインクを使ったスタンプ(社印)と注文番号が捺印されます。書籍の発行年月日・版数・出版社情報などの書かれたページへの捺印なので、基本読書には全く支障ありません。また、スキャン納品されるPDFにはトップページ下部に電子署名で「スキャンサポート仙台」の文字が埋め込まれます。 不正流中・流出への対応ですね。

中古書籍ネット販売店からの直送OK! 文庫本3点(または合計1500円以上)で送料無料となるNETOFFの中古本、合計1000円以上で送料無料となるlivedoorBOOKSの中古本を注文し、配送先をスキャンサポートに指定して直送、解体・スキャンされて、14営業日後に電子納品で電子化された書籍(PDF)をダウンロードできるのです。 送料無料になるように注文すれば、800ページ以下の本は1冊200円程度で電子化されて入手できますね! 
これを
やると、紙の実本を自分で目にすることなく・・になるのですが、800ページまで100円スキャンというわかり易い低価格のでおかげで、ページ数を気にすることなくオーダーできるのがスゴイのです! あと、他社のスキャンサービスは書籍発送の宛先に「スキャン依頼の注文番号記入必須」なところもありまして、この義務付けがない、スキャンサポート仙台は・・書籍発送後に送った冊数分のスキャン注文も出来てしまうので・・すごく便利なのです。(ネットオフに注文したが在庫情報ミスで欠品発送となった経験あり、実際に発送された冊数を知ってからスキャン代行サービスに冊数指定注文する・・が、できます。)

海外在住の日本人には非常に便利 私はイギリス在住です。クレジットカード・ブロードバンド・PCがあれば、世界中どこに住んでいてもスキャンされた和書をデジタル入手できますよ! スキャンサポート仙台への支払いはPayPal経由のクレカ支払いで、本の注文もクレカでできますね。中古本なら合計1冊200円程度で入手できますから、電子書籍を買うより安い・・ですよ。

£69.95 iriver story HD Basic


amazon.co.uk にて Story HD BASIC が  £69.95 (8722円)です。
International delivery (国際発送)可能で、日本への送料は Book扱いで、£7(873円)と思われます。
合計で9596円でしょうか?

ちなみに販売業者の ntpukltd は、 iriver のヨーロッパでの公式代理店のイギリス支社ということで、個人出品物よりはかなり安心度高いと、個人的に思います。

私が常用しているのは、このBASIC版です。
(感激して、このブログを始めるキッカケになった製品でもある)

BASIC は欧州でのみ販売されている製品で、Wi-Fi機能がありません。
しかし、Ver1.13のファームウェアを適用することで、下部にページバーが強制表示されない、完全な常時全画面表示できますよ。

2012年5月20日日曜日

電子書籍リーダーとトースター、セットで6700円


「トースターと冷蔵庫を1つにしても、だれも喜ばないだろう」

の記事を読んだので、この抱き合わせ販売(?)が気になりました。

Kobo Touch と トースター セットで£53.99(約6700円)

どんな抱き合わせ販売なんだよっ! 
と思ってみたら、 KoboTouchに限らず、この店で商品買ったらトースターが貰えるキャンペーン中なんだそうな。

ちなみに2週間前は、、↓
トースターだけでなく、アイスクリームメーカーも選べたらしい。(高いけど)




満足に使える製品が安価で買えるなら誰もが喜びますよね・・・ 電子書籍端末&トースター。
トースターいらないから、さらに安くして! とか言い出すと、ジャパネットCMの殆どが・・(略

で、結論、そろそろ Koboも新製品登場なのかな?

2012年5月18日金曜日

9900円 在庫20 アマゾンJP



販売中止となった 米国版 StoryHD Wi-Fi が 日本アマゾンで9900円、在庫20です。

スキャン自炊画像の和書小説やコミックを読む人には特にオススメ!
高解像度XGA・ipadの3分の1の軽さ208g・長期間充電不要で、 PDF、EPUB、TXTはもちろん、 PNG,JPG画像を固めたzipファイル閲覧でき、SDカードも使えて便利で安価な電子書籍リーダーですヨ。

1万円以下・送料無料で買えるってイイですね。

http://www.amazon.co.jp/dp/B007ORRHOO



[追記] イギリス時間で朝起きてamazon.co.jpの在庫見たら残り14になってました。
このブログの影響があったのかどうか?
「買い増し」の人はわかってると思うけど、「初めて購入」した人のためにミニアドバイスです。

StoryHD 最初にやったほうがいいこと、充電!!

私も米国版StoryHDWi-Fiを(も)買った経験者です。 StoryHD開梱時はほぼ、バッテリ残量がゼロになっているのに、Wi-Fi設定のチュートリアルが強制で始まり、それを終了させないとバッテリ残量度合いが表示されない仕様です。早くイジクリまわしたい気持ちを抑えて、まずは、3時間程度充電したほうが、Lowバッテリ影響?の変な誤動作に巻き込まれずに安心して使えますよ。 付属の白いMiniUSBケーブルまたは、すでにお持ちのMiniUSBケーブルで、PCのUSBポート(またはUSB充電器)とStoryHDのUSBポートを接続して3時間程度放置し初期充電しましょう!

次は電源を入れてですが・・、私の過去記事にも書きましたがWifi設定はやらなくてもOKです。 てか、Wifi意味ないのでスキップするのが無難。

次に、最新Firmware1.29の適用です。

[New firmware] Story HD WiFi (US) v 1.29
http://www.iriver.com/support/download_view.asp?dNum=1062
2012040310162521663.zip

をダウンロードし解凍すると、storyeb07.hex というファイルが現れますので、StoryHDのバッテリが充分に充電されている(5分の3以上程あったほうがイイ、5分の4、または満タンなら尚よし)ことを確認したうえで、PCからUSBケーブル経由でStoryHD本体にコピーしてファームウェア書き換えです。
Wi-fi経由でのアップデートも出来るのですが、日本でのWifi利用はNGなのと、ファームデータダウンロードのプロセス表示がわかりにくいので・・公式サイトからzipをPCでダウンロードして行うのがよいです。

そのあとは、メニューから時間を設定して、 FolderViewに切り替え設定すると・・使いやすいかな。


そして、PDFや、ZIP画像データを転送して楽しむワケですが、、
できれば、ChainLPなどでXGAサイズ(縦1024,横768)に加工したデータを作って閲覧したほうがイイです。
XGAサイズではないデータも、極端に重い(デカイ)ものでなければ、StoryHDで閲覧はできるけど、モッサリ & 縦横比率が変!になるのです。 サクサク、快適動作のためにも、是非XGAデータを作ることをオススメです。
その際、電子ペーパーでの表示のために、背景の白、文字の黒をハッキリしたグレースケール16階調にするとさらに良い。


で、しばらく使うと・・・
「銀色バーが押しにくい、指が痛い・・」 とか、 「背面電源スイッチが使いにくい・・」とか、「画面フレーム段差が影が出来る・・」とか、、、まぁ、色々、日本製品感覚で使うと違和感を感じますが・・ それは、PRS-T1のおよそ半額の安い製品ということで諦めましょうw


UIフォントは自己責任で改造(改良)できます。 どうにも気になるようでしたらチャレンジを。 私は何十回もやってますが失敗したことないです。

家の外に頻繁に持ち出すとか、室内利用でも床がフローロングなど硬い床で、落下を考えると裸で使うのが不安・・・な人は、とありあえず、純正ケースが安くて入手製もよく無難ですよ。電源スイッチの穴もあるし。私のケースは無臭でしたが、もし、匂いがキツイケースが届いたら、日陰で数日放置して匂いを取るのがイイでしょう。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B005318P6W

SDカードは32GBまでのSDHCが利用できます・・が、1000ファイル(本体ファイル数との合計?)とか入れないほうが無難です。 DB(データベース)管理機能の限界かと思われますが動作がおかしくなるそうです。

2012年5月9日水曜日

折れ曲がる電子ペーパー端末 FlexOne

折れ曲がる電子ペーパー端末 FlexOne、発売だそうです

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1205/08/news073.html


 http://www.f1cd.ru/ebook/reviews/wexler_flex_one_page_1/
バッテリは600mAはちと残念だけど、薄さ4mm?! 画面部の最薄部ってことか?


この動画の説明ではAndroidって言ってます・・ね。
http://www.youtube.com/watch?v=Nq12ot9ttYY

↓常時カーブしているぽい (平面維持できない?)

↓曲げられる

↓107g(?) 軽すぎっ!


感想とか

 まず、曲がることよりも、「ボディがゴム状になっているため・・耐ショック性も大幅アップしている」に魅力を感じました。 広さにゆとりの無い部屋に居住の私は、「置けそうなところに置く」をやってるから、取り上げる際に、StoryHDもiPodTouchも何度も床に落とした経験ありで。ソファーで読書しながら寝てしまって落とすこともあり。
 ゴム状、軽さ、耐ショック性 はスマホというか、モバイル機器は全部そうなって欲しいと思います。通勤電車での立ち読み利用とか、ケース不要で裸のままポケットに入れておけるのが理想です。ポケットやカバンからの取出し時に落としてしまっても壊れない、致命的な傷が付きにくい、読みたいときにサッと取出してすぐに読書でき、すぐにしまえると。

 「曲がる」というのは、この機種は横長のデザインですけど、StoryHDのように縦長で横方向に曲がる・・というか・・たわませることができるものなら、「もしかしたら読書が疲れにくくなるのかな?」と思いました。 紙本を片手で持つと、本がたわんで、バネのようになりますよね。読書中に自然に手や指をストレッチできるから、同体勢を維持して持ち続けるよりは疲れ感を軽減できたり、脳に刺激を与えられたり、リフレッシュできたりするのではないかと。 そういう意味では、個人的には、Kindle4(ハードウェアページ送り付き)のXGAの曲がる電子ペーパーみたいなのが理想かな。
 
 で、反面、「曲がる電子ペーパー」の採用は、表示部以外の基盤(回路)と、バッテリの組み込みが難しそうです。曲がる電子ペーパーの背面には、曲がらない部品(曲げてはならない部品)を実装できないです。「超薄くて曲げられる大容量2000mAバッテリ」という部品が登場すればいいのだろうけど。 さらに、湾曲面に対しての「光学タッチパネル」はタッチ位置検出が困難だから当然実装不可能となり、フロントライト内臓も、やっぱり湾曲画面を照らすとなると、キレイに光が当たりにくいだろうから採用むずかしそうな。
 
 とはいえ、デジタル家電・デジタル機器・あっちもこっちもバックライト液晶(orEL)のご時世において、【曲げられる】というのは、ある意味、究極に判りやすいアナログ要素です。 紙本のように、握る力を強めれば、横幅が縮む・・。今までは、デジタル機器のサイズ・形状固定の使い勝手に対して人間のほうが合わせていたけど、 曲げられる電子ペーパーは、「デジタル機器の形状を自分の手の快適に合わせられる」ようになりますね。 ヒューマンエルゴノミクス って言うんかな。

 この機種、前記事の機種、夏までにiriverが発売予定というXGA Touch、 XGA電子ペーパー機が増えてくると・・・・Kindle後継機にも期待できるのかな??

ONYX BOOX i62M DUNCAN


XGA (E-Ink Pearl HD), Multi-Touch-Panel, Wi-Fi, PageKey (ハードウェアページ送りキー)  という、ハードウェアフルキーボードが不要でXGA解像度が必要な人には魅力的な端末が登場しました。

スペックを見てStoryHDとの比較で気になるのは、解像度が 758x1024 で、縦解像度が10ドット少なくなっていることと、バッテリ容量が1600mAなことででしょうか。 (StoryHDは768x1024, 1800mA)
パネルはXGAだけど、10ドット分の常時システム表示領域があるため・・なのか、誤植なのか?
重さの単位が良くわからないのだけど、250gってことならStoryHDより重いですね。





http://www.onyx-boox.ru/boox_i62m_duncan

↓詳細情報、写真いっぱい
http://www.f1cd.ru/ebook/reviews/onyx_boox_i62m_duncan_page_1/

2012年5月4日金曜日

iriver StoryHD font mod IPA明朝で落ち着いた件

ステマってことじゃなくて・・ですね、

「StoryHDっていいよな」
「安いし、軽いし、XGAだし、zip画像読めるし、全画面表示だし・・」
「フォント入替できるようになったのが、スゲー嬉しいし」
「今んとこ、自炊読書野郎には最高の電子ペーパー端末じゃね?」

・・・というような、リアル会話をできる知人がいないことが残念なebook野郎のオッサンです。

StoryHDには不満点もあるけど、同等の対抗が存在しない唯一製品ですし、製品のターゲット・コンセプトも、日本国外機なのに最初から日本語メニューが搭載されていることからも、KindleやNOOKとは違うものだろうし。

どんな製品でも、メーカーが作って販売しているもので100%自己満足できるものはないですよね。StoryHDにおいても色々あるけど、全然満足できてなかった中華フォントを自分の好みのものに簡単に入替できるようになったことは、スゲー嬉しいことです。

フォント埋め込みなしのPDF,EPUBを利用する人にとっては本体に転送できる作品数が倍以上になり、PDF作成時間も早くなり、それでいて、自分好みの美しいフォントの縦書き表示で快適読書できちまうのだから、ホントすごい。

『改造』って言葉を、不正とか脱獄(Jailbreke)でとらえるのではなく、使い勝手を良くする自己責任での『改良』って思うのがいいですかね。それを全く出来ない製品が沢山あるなかで、出来る、しかも"簡単に出来る"のはスゴイことです。


さて、今回の記事の本題。
自由なフォントに入替できるもんだから、いっぱい試しました。
他のTrueTypeをOpenTypeに変換して太さ色々イジってはStoryHDに転送してファーム書き換えして・・。
たぶん、40回位ファーム書き換えやったんじゃないかと。 おいおい。

で、結局、私としては ↓↓コレに落ち着きました。



IPA明朝 (6万文字44.1MBではないほう) を、武蔵システムのOTEdit for WindowsTTFからOTFへの変換 で、手順12の後に
『変形 太字 縦横 10』
です。手順14,15,16は StoryHD用の入替フォント用途には不要で、13終わったら『AdobeHeitiStd-Regular.otf』にリネームでStoryHDのHackフォルダにコピーでOKです。

↑の写真は、
夢野久作 ドグラ・マグラ 916KB の青空文庫テキストファイルを、
青P 2.04 試用版 で、
フォントタブ → 縦組み、半角文字を横組み、本文16、ルビ8、ページ10、フォント埋込無し
テキストタブ → 用紙サイズA4、行末を揃える、行間8、文字間0
余白タブ → 上下各65 左右各30
ヘッダフッタタブ → ページ番号左,55
のPDF出力は共通で、

上左は 段組1,段組間0, StoryHDでPDFズームを1回操作したもの (999KB)
上右は 段組1,段組間0, StoryHDでPDFズームを2回操作したもの (999KB)
下左は 段組2,段組間18, StoryHDでPDFズームを1回操作したもの (1006KB)
下右は 段組2,段組間18, StoryHDでPDFズームを2回操作したもの (1006KB)

です。
本体は StoryHD Basic 1.28

StoryHDって、Kindleみたいにスクリーンショット撮影機能ないから、フォント入替やってると
「さっきのフォントに比べてコレってどうなの?」
になりがち・・・
ということで、フォント自炊(?)の参考になればと。

ちなみに青キン明朝フォントもIPA明朝から生成されたもので[処理には数時間かかる]とかかれてますが、OTEDITでのStoryHD用フォント作成は全部込みでも数分で完了します。 太さ変更8だと線が細いし、12や15だと太すぎて文字潰れ発生しで、10だと私的にはちょうどいい感じ。


今回の撮影は、真っ暗部屋にてBELKIN読書灯を使っているところです。 日中の室内撮影より綺麗に採れたかな。実際には写真画像よりも、もっともっと白地が真っ白でキレイです。電子ペーパーと高輝度白色LEDはイイ組み合わせかも。

-追記-
なんで2段組PDF出力での読書をしているかを書き忘れました。
↑の写真のドグラマグラですが、1段(段組なし)では527ページ、2段組では505ページになります。 若干・・ですけど、2段組にするとページ数が減るので、ページ書換回数が少ない分、1冊読むための電力量節約(セコイw)になります。 それと、裸眼視力が良くないので、画面を近い距離で見がちで、短い1行が沢山あるほうが目の上下移動量が少なくて読みやすいかなと。 作品によっては1段組で上下余白多めほうが読みやすいものもありますが、好みの問題ですね。

2012年5月1日火曜日

Kindle Touch 欧州発売開始


先日、イギリスを含む欧州で amazon Kindle Touch が発売開始となりました。
amazon以外の販売店でも売ってます。 販売価格は同じだけど、ポイント付いたり、商品券ついたり、キャッシュバックがあったり。 米国機に比べて広告付き安価モデルもなく、高い! ので、amazon以外から買う人のが多いのかも・・と思ったり。
 


思うに、、amazon以外での端末販売は、、販売報奨金があるのかもしれませんね。
端末を販売したときはもちろん、ユーザーが端末から電子書籍コンテンツを買ったときに数%が永続的に販売店にバックされるみたいな。

製品は「ユーザーが買いたいと思う」もので、かつ、「販売店が頑張って売りまくりたい」 だと 売れますよ。
販売店や、販売店員?に販売報奨金や、amazonギフト券的なものがバックされるのだとしたら、そりゃぁ、接客も頑張るってもんです。 日本のケータイ端末販売も、ウラで色んなオカネが流れてますが。

シャープのガラパゴスもそうでしたよね、購入申し込み書発行店?にマージンバック。

日本でのキンドル端末発売時は、近所の家電量販店や、ケータイショップでデモ機をじっくり見てから安心して購入できるようになるかな。

願わくば、3000円程度の価格になって、書店・コンビニ・キオスクでも端末を気軽に買えるようになるとか、、
毎月500円、もしくは年間5000円で和書読み放題サービスが始まるとか、
欧米で既に始まっている、図書館で電子書籍をダウンロードレンタルのサービスとか。


 amazonでのkindle紹介ページに、以前は↑以外にも、
「タッチパネル付液晶タブレットと違って、電子ペーパーは画面に自分の顔が反射して映りこまないですよ!」
のアピール写真があったのに、なくなってますね。 KindleFireを否定してしまうから?

 ↑本日現在のイギリスでのカスタマーレビューはこんな感じ。
amazon っていえば、カスタマレビューが沢山投稿されるネットショップですよね。 ネットショップの先駆けとも言えますが。
新規購入の人も、旧機種からの買い替え・買い増しの人も、購入前にちょっとは見るはず。
自社開発販売の製品・サービスに対するフィードバックなのだから、「1star」「2star」のレビューが投稿されないよう、マジに製品開発に取り組んだ、購入者満足度の超高いキンドルを、日本では発売してくださいっ!


「オクサン、オバチャン、オバアチャン、オジイチャン、オジョウチャン、オボッチャン にも、とっても簡単操作でとっても便利ですよーっ!」
って、ジャパネットで力説してくれれば電子ペーパー端末も日本で流行ると思う。


実本で両手広げても足らないほどの山ほど沢山の日本人用電子辞書コンテンツを内臓しちゃってですね、
ピンク、キラキラ、花柄、ディスニー、キティちゃん・・・の着せ替えカバーケースも用意してさ、
UI表示もキャラ物、デザイン物とか、10種入っててカスタマイズできて、
フォントは明朝、ゴシックは当然で、丸ゴ、手書き、ペン字、丸文字、筆文字など10種ほど入っててさ、
英語学習コンテンツも最初からいっぱい詰め込んでさ、
青空文庫は1000冊ほどプリインストールでさ、
内臓多数の縦便箋・横便箋・原稿用紙背景、絵葉書・絵日記風に好きなイラスト表示させて文字を回しこみ表示可で、
ドラクエや、桃鉄みたいに 文字が1字ずつ流れて行末で止まるゲーム的文書表示機能もあって、
DSの青空文庫のように「虫の声」「列車の音」「波の音」的な読書ヒーリングBGMも内臓していて、
初音ミク、メイド、執事、大山のぶ代、神谷明、野沢雅子の声を含む10種の声で日本語流暢読み上げ機能付きで、


友達に見せびらかしたくてしょうがなくなる要素満載の・・

日本人による、日本人のための、

【 ザ ・ じゃぱにーず e-reader】 を、ですね、発売したらイイのではないかと。


でも・・・お高いんでしょう? w




追記
タイトルと関係ないことだらけやん・・
まぁ、個人ブログだしね、ゴールデンウィークだしね、 オカタイのも疲れるっしょ。

iriver Story HD 生産中止


既にご存知と思いますが「販売中止」になりました。
http://www.ebook2forum.com/members/2012/04/iriver-story-hd-discontinues-as-google-books-end/

Google Books から既に電子書籍をダウンロード(購入?)した人は、どうなるんですかね?
同じGoogleアカウントならば、液晶Androidで読めるから再ダウンロードしてねってことか?
液晶読書がイヤでGoogleBooksを信じて・・StoryHD買った人には悲しいお知らせでした。

そのうちamazonに対抗して、GoogleBooksで日本語電子書籍が発売されて電子ペーパーで読めるだろうと・・期待はしていたのですが、Googleダメっすね。

とはいえ、StoryHDは、私のように、GoogleBooks機能全く不要で、
PDF&自炊書籍リーダーとして、安価なXGAの電子ペーパー機が必要 な人にはイイ製品ですし、
「夏に向けて準備中の新製品」が、同様に安価なのか、全画面表示できるのか、フォント入れ替えできるのか、そもそも次機種もzip画像ファイル扱えるのか・・など、気になる人は買えなくなる前に入手しておいたほうがよさそうですね。

前エントリで書いた黒モデルはカッコイイのだけど、フォント入れ替えのファーム改造できずで中華フォントの日本語表示だったら普通のStoryHDのほうが日本人的には便利だと思います。

↓ 本日現在、iriver USA オンラインストアのWi-Fi版価格。
新品は$99.99, 整備品は $69.00です。