2012年10月5日金曜日

Samsung Galaxy Note 10.1 買った 其の壱


久しぶりブログ更新。 色々忙しかったのが落ち着きました。

雨と風が強くて外で過ごすのが大変な季節になりました。冬はもうすぐです。
冬期の部屋生活を快適にすべく、以前から気になっていた(モノ欲が高まっていた) Samsung Galaxy Note 10.1 を買いました。

先にいくつか、ツッコミを受けるまえに書いておきましょう。

「なんだよ、それ? 聞いたことねー」
→これです↓


「iriverに続いて、Samsungって、、また韓国製品??」
→ 国際問題とモノ欲は全く別。 自分の人生時間を楽しませてくれそうなイイ製品が自分で買える価格だったら買う。 そういうことです。 イギリス在住だし、超円高だし、日本の製品は高くて買えないし。

「なぜ、このタイミングで買った? iPad-mini, Microsoft-Surfaceとかの発表待てばいいのでは?」
→ iPad購入予定です。 いつ買うのか、Miniを買うのか、iPad3を買うのか、A6&RetinaのiPad4発売まで待つのかはわかりませんが、 コノ値段で、コノ性能なら欲しいゼ! ってモノ欲を感じたらですね。 Surfaceには今のところ興味なしです。2万円以下で完全静音ファンレスだったらオォッ!となりますけど。

「電子読書用途には7インチ液晶タブのが便利で軽くて使い勝手いいのでは?」
→ 日本でも発売になったGoogle Nexsus7、 Amazon Kindle Fire HD、 もうすぐ発売予定の iPadMini(?)など、片手で持ちながらページ送り操作が普通に安定して行えるなら読書端末として欲しいな・・ というのはあります。
が、今回の製品購入は読書端末としてではなかったのと、今すぐ7インチタブが必要ってこともなかったので。
液晶端末での読書は、長時間利用で目が疲れるとか以前に、ツルピカ液晶&タッチパネル部に自分の姿や天井・背後の照明が映り込むのがそもそも嫌で集中できないので、、それを考慮した、「反射を抑えました」的なKindleHDにはGalaxyNexusより興味ありです。

「Galaxy Note 2 買わないの?」
→ 現在、私は屋外でのネット通信利用の必要を感じない生活で高価なスマホは必要なしなのです。 よって、iPhone5にも全く魅力感じなかったです。



Samsung Galaxy Note 10.1購入に至ったわけ
・普段はデスクトップPCでYouTubeやNas保存した動画を楽しんでいたのを、大画面ノートPCかタブレットで楽しみたいと思った。
・動画鑑賞 / 音楽再生 / 写真鑑賞 / PC用サイトの閲覧 / メール 利用が主目的で、電子読書利用はじっくり集中して読む小説以外の雑誌・コミックなど。
・不快なファン音、HDD動作音など全くない完全無音で、妙な発熱がない製品 というと、ノートPCは候補外。
・大音量ステレオスピーカー搭載で、できれば前面にあって、イアフォンや外部スピーカー接続しなくても、そこそこイイ音でステレオ音声を聴ける製品が欲しかった。
・イギリスで、メーカー保証付きで、予算4万円程度で買える製品でイイもの。
・Android端末は全く未体験なので興味あった。
・ワコムのデジタイザには以前から興味あった。 (が、HPのペンタブノート安価だったけど発熱とファン音が不評で見送った、レノボのペンタブノートは気軽買える価格じゃなかった。)
・ペンで書き込みできるので、自炊読書に使ったら便利なのでは?という期待。
・年内に4.1へのOSアップデートがあるらしい。
・Quad-Core 1.4GhzでRAM2GB搭載でNexsus7よりサクサクらしく、7000mAHバッテリ搭載で長時間動作可能らしい。
・重さ580g で iPad3 Wi-fi の 652g より軽いらしい。
・標準で Apple製品ではサポートされない、 FullHDのDiv/X・WMV動画、FLAC・OGG音声再生が可能らしい。
・標準で Office互換アプリや、PhotoShopアプリが付いてるので後に追加出費で購入しなくともよいらしい。


とかなんですけども、
スペック表が公開されているのに、 「らしい 」 と書いてるのはなぜかというと、

メーカ公式スペック表が統一されてなくて あやふやで、購入前にはっきりした情報を得られなかったから。

米国スペック表
http://www.samsung.com/us/mobile/galaxy-tab/GT-N8013ZWYXAR-specs

英国スペック表
http://www.samsung.com/uk/consumer/mobile-devices/galaxy-note/10-1/GT-N8010EAABTU-spec

香港スペック表
http://www.samsung.com/hk_en/consumer/mobile/mobile-phones/galaxy-note/GT-N8000ZWATGY-spec

まず、国によってなのか、型番が違う。 GT-N8000xxx, 8010xxx, 8013xxx ね。
液晶に関しては、香港版のみ 「PLS」 と書かれていて 他は 単に「TFT」。
(PLSは、透過率が高い新技術の液晶パネル。同じ明るさなら従来品より消費電力が低く視野も広いらしい)
重さが違う。
英国版スペックでは RAM 1GB なんて書いてあるとか。
メーカー保証の期限も1年なのか2年なのかが、販売サイトによって書いてあることがバラバラ。

そして気になる、というか気にしなければならないのが、あちこちで見かけるレビュー。
GalaxyNote10.1は8月に発売された製品なのだけども、発売前のお披露目会での試作品がDual-Coreの低スペックだったせいか、「GalaxyNote10.1は処理が遅くて重くてだめ、オススメしない」と書かれていたり、「背面がプラスッチック板でiPadに比べて作りがチープでダメ」とか書かれてたのが気になってました。

日本ではまだ発売されてないので、個人輸入した日本人の方のレビューを読むと標準でUIの日本語表示は可能。ただし、フォントは中華フォント。 システムフォントを入れ替えたければroot改造しないとダメ。 日本語入力は無料のGoogle日本語入力をダウンロードすればOK。 だそうで、「汚い日本語フォントなの?」も気になってましたが、その後、年内に4.1アップデートの予定が発表されたので 4.1ってことは Nexus7のようにOS標準で綺麗な(汚くない)日本語フォントが使えるようになるだろうから、この点は問題ないだろうとか、、、その他、色々、Samsung。

しかーし、1024レベルの筆圧検出電磁誘導ワコムペンタブ・10.1インチ大画面で・ステレオ前面スピーカー・2GBでクアッドコア・GPS搭載・前後カメラ搭載で580gで、7000mAバッテリで・・・
類似・競合製品が全くないスペック。

あれだけ世間を騒がした法廷争いの後では、まさか、GalaxyNote系の類似品が他メーカーから登場することは考えられないですよね。

iPadにステレオスピーカーが搭載されることも、電磁誘導ペンが使えるようになることも、きっとないだろうし。

GalaxyNote10.1、解像度が1280x800で他社の最新製品より劣るのは残念だけど、このスペックなら買いでしょう!


一番の悩みは、価格です。 イギリスでの Wi-Fi16GB版の一般価格は iPad3 Wi-Fi 16GB と同じ £399かそれ以上。 £1=\125換算すると約49875円。 毎度のことでイギリスの消費税 VAT 20%込みだから・・高いのはしょうがないんだけども、米国ではすごく安く買えるとか、、米国では$499.99(約39300円)で買えるのに・・、もう少し安くならんかね・・、ebayでUS製品買ったら安い? でも保障がないぞ、いいのか?? などと、ウダウダ悩んでたところ、


TESCO通販で3398ポイント(Tescoでの£34値引き相当) と、 £300以上の電子製品買い物で£30値引きのキャンペーンと、Quidcoの3%キャッシュバックを合わせると、イギリスでも実質約40500円で買えることがわかったので・・買いましたよ。

↑↑・↓の写真がTescoから届いた新品未開封品。
紙箱なのはいいとしても、それをビニール袋に入れて送り状を貼っただけの梱包といえない状態で宅配されたから、外装箱は傷んでます。 エコ って言えばそうだけど、amazonだったら緩衝材クッションかまして大きめの箱で送ってくれますよね。 安く購入できたのはいいけど、届いた最初から、ちとガッカリ感。


未開封の示すシールが2カ所。
届いたイギリス版は GT-N8010 って型番。
イギリススペック表で心配だったRAM容量は 2GB でした、よかった。
標準で DIX/X-HD対応とか、 apt-x(高音質bluetoothコーデック)とか、dlna対応してるとか、、apple製品とは違いますな。 さらに気にしてなかったけど、 "IR LED" Samsung製のAV機器を赤外線コントロールできるとな。



予想してたより、やたら小さかった箱を開けると、、、こんなです。
箱にピッチリと収まっとる。
上箱と本体の間の、液晶画面クッション的な緩衝材(梱包材)とか無いんすね。 側面保護も必要ないの?
以前買ったiPodTouchは外装箱がアクリルプラスチックだったけど、最近のApple製品はどうなんでしょう。 画面側の強度が強いとか? アジアからヨーロッパおよび世界各国への輸送に関わる人達や、丁寧に扱わないかもしれない世界各国の宅配ドライバーのこととか・・気にしだしたらきりがないから、逆に一切気にしない的な発想でしょうか? いや、そしたら初期不良返品が増えて大赤字&企業イメージダウンになるわけで。
何が言いたいのかって?
こんな程度の梱包で問題が起こらないほどの強度を持ってるの? 落下や衝撃に耐えられる設計なの? と感じたワケです。 まだ、日本では発売されてませんけど、個人輸入を検討される方は、配送事故による破損とか発生しにくい製品なのかもしれません。 
しかし、ここまで外装箱を小さくする必要って何でしょうか? コスト削減?
この製品、画面の左右にスピーカーがあるからか、10.1インチ画面製品にしては、長辺が長いです。
「こんな小さいの!?」って思わせる作戦の、ピッチリ外装箱かもしれません。



本体の下(底)に付属品類。
見ての通り、底側はクッションになるプラスチック緩衝材で保護されてます。
付属品は 2000mAでUSB端子出力するACアダプタと、イギリスのコンセント変換と、Samsungのマイク・ボリュームなどが付いたイアフォンと、耳穴サイズに合わせるキャップと、予備のペン先セット。
ペンは本体に収納されてます。 ペン先は、最初からペンに付いているものの他に、5個の、合計6付属で書き心地の異なる2種類x3セットです。 指輪みたいな、ペン先交換治具も付属。
あとは簡易マニュアルと、保証情報の WarrntyCard。 ヨーロッパ製品に限るかもしれませんけど、「24」の表記が示すように、24ヶ月のメーカー保証です! ヨーロッパでの使用 & 普通に使ってて自然に壊れた場合 で、バッテリ劣化の保証は半年のみとか書かれてます。
充電&PCとの接続に使うUSBケーブルは、ライトニングになる前のLightningになる前のAppleケーブルと全く同じ形状端子の30ピンです。 この製品以前の GalaxyTabとかもそうですけど、そこまで真似するか・・って感じます。 しかしケーブル内構造が違うので互換はありません。



画面保護フィルムを剥がす前に電源入れてみました。
初期設定ウィザードが始まります。 見ての通り、日本語 が最初から選べます。



私のブログなので、一応サイズ比較・・。
GalaxyNote10.1は 10.1インチの 1280x800px TFT液晶。
iriver Story HD は 6インチの 1024x768px 電子ペーパーです。
厚さは、 StoryHDの9.3mm (iPad3は9.3mm)に対して、GalaxyNote10.1は8.9mmで薄いです。

Samsungのスマートフォンを買うと無料でDropboxが50GBまで使えるように、ただしNTTドコモは除外
http://gigazine.net/news/20120614-samsung-dropbox/

は、GalaxyNote10.1も対象です。

初期設定ウィザードに、こういう画面が出てきます。 50GB! 2年間無料!

が、Dropboxのアカウントを作っただけではダメで、誰でも無料で貰える2GBしか使えません。
メールが送られてきて、リンクをクリックすると↑の画面となりまして、7つの課題のうちの最低5つを完了させないと、あと48GBがもらえません、なんてこったい。。。
[1] [2] [4] でいけるかな? と思ったけども、 [2] [4]が別項目になってるってことは、[4]の複数のコンピュータって、いったい何台だよ!? 結局、誰か、自分以外の人に協力を願わないと50GB貰えないんですかね。
[1] を 5回、じゃ、ダメかいな?



長くなったので、「其の壱」 は終わり。
「其の弐」 は、この、私のブログ記事の参照回数が多かったら、書きますー。

保障外行為となるらしい、rootをとる とか、やりませんし、 各国でスペック表違うじゃねーか、とか、上箱開けただけで製品強度が・・とか考えてしまうし、 android触り始めて、まだ、たった1日の私なので、皆さんの期待することは書けないと思われます。 

よしなに。