2012年10月23日火曜日
fullscreen フルスクリーン 表示できない Android
もうすぐ iPad-Mini 発売ということで、フルスクリーン表示に関することを書いてみます。
Galaxy Note 10.1 で、Androidデビューし毎日使い倒しております。
が、Android機である故の残念な点、
「Androidは基本的にフルスクリーン表示できない」が、気になりだした今日この頃。
GalaxyNote10.1は 10.1インチで1280x800ピクセル というスペックです。
しかし、↑の通り、画面下部に高さ48ピクセルの黒い System Bar 領域が、基本的に常時表示されるために、実質ユーザー、アプリが利用可能な解像度は 1280x752なのです。
この、System Bar は、非表示にすること、色を変えること、位置(縦横画面切り替えを以外で)を変えること・・一切できません。 (ごく一部のアプリを除いて)
WindowOSではタスクバー呼ぶそうですが、非表示、透明化、色変更、位置変更、必要なときだけ表示、がOS標準で簡単に行え、フルスクリーン表示対応アプリでは当たり前に消せます。
iPad, iPhone,iPodTouchなどの iOS機では、 アプリ実行中はそのアプリによるフルスクリーン表示が当たり前にできるのに。
Android4.xには物理ハードウェアスイッチによる、ホームボタンがない
iOS機には、物理ハードウェアスィッチによる、ホームボタンがある
アプリを終了・切り替え操作のために必要なボタンが、画面内にあるか、画面外にあるか。
どちらがイイ というのは、人それぞれですね。 個人的にはiOSのホームボタンによる操作は操作頻度が多くてダブルクリック、シングルクリックあって、画面タッチ操作に比べて力が必要というのは気になるものの、アプリでフルスクリーン表示利用可はAndroidに比べて良いです。
Androidは2.xではハードウェアボタンがあったのに、3.x, 4.xでなくなり、 1280x800 の機種もあれば、 1280x720の機種もあり、1920x1080なんてのもあり、CPU・GPU・RAM容量も統一感ない進化がムチャクチャで、タブレット(横画面で使いやすい)・スマホ(縦画面で使いやすい)のアプリもどれが何だか分かりにくい状況で、自分の機種ではどのアプリが快適に利用できるのもわからん。 自由過ぎて使いにくいAndroidとも言えます。
Windows7も8も、アプリで完全全画面表示は可能です。 例えば、ネットブラウザアプリの全画面表示利用。 最近よくある解像度1366x768のタブレット・ノートPCでの横画面利用時は、「768」使えるPCのほうが、「800だけど実は752が最大」のAndroidよりも上下情報量が多いことになります。
本題に戻り、
「1280x800の画面に、1280x800の画像をフルスクリーン表示する」 が現在のAndroidでは基本的にできないのです。
例えば、GalaxyNote10.1では、AndroidOSがアプリに対して、この端末でのフルスクリーン表示(アプリが利用できる最大解像度)は SystemBar領域を除いた1280x752 と、通知しているようです。
※SystemBar領域高さ48ドットは、GalaxyNote10.1, OS4.0.3 に於いてです。 画面解像度、画面サイズによって異なるようです。
これは、「MX動画プレーヤー 無料版」 アプリで横長動画をアプリ内で「画面の大きさに合わせる」 表示にしたところ。 アプリ内ではフルスクリーン表示しているつもりなのです・・が、実際は見ての通り、下部にSystemBar領域48ドットの黒帯が残ります。アプリ終了・切り替え・スクリーンショット撮影などを行うためです、、わかってはいても、画面の下だけに隙間があるのが・・気になります。 動画閲覧は、まぁ、数分見てれば慣れますけども・・・
静止画像、一般的なデジカメの4:3を見ると、こんな感じ。 自炊画像の横画面表示で4:3比率(XGAとか、SVGAとか)だったら同様にこうなります。
縦長画像を横画面で見ると、基本、こんな感じ。 自炊画像の単ページ表示も4:3だと、アプリで見るとこうなる。
最下部の System Bar 領域非表示、 アプリで完全に1280x800のフルフクリーンできればいいのに・・と、どうしても思います。 自炊読書用途においては、白地の本のように、 System Bar も白に色変更を簡単にできればいいのに・・。
(システム全体を強制的にネガポジ色反転表示する機能を使えば色変更はできなくはない)
そして、誤操作という問題。
↑こういう、一般的なアプリ操作や、Web閲覧などでは問題ないのだけども、、
↑ゲームなどで、左下、右下をタッチする際には、 つい、左下の 戻る・ホーム のボタンを押してしまったり、右下の時計表示を押してしまい、ポップアップウィンドウが開いてしまったり・・・ということになりがち。 そして、誤操作を撤回してゲームに戻るための一手間が増え。
iPadだったら、こういうことは絶対無いですよね。
ということで、明日発表となるらしい iPad Mini(と、iPad4??)
動画・写真・ゲームなどのアプリを余計なモノがないフルスクリーン表示&誤操作のない快適 で楽しむには、Androidじゃなくて iPad だよなぁ・・・と思うのであります。
iOS / Windows → フルスクリーン表示可能
Android → フルスクリーン表示不可能
は、今後の進化でも変わらない・・のですかね?
p.s.
フルスクリーン表示可能なアプリについては後日紹介します。