イギリスでも Kobo Vox £169.99 が発売されてました。
http://www.whsmith.co.uk
米国直販は $199.99 http://www.kobo.com/ereaders/kobo-vox.html
米国価格は別途州税かかると思う、 イギリスのは20%の税とイギリス国内送料込み ってことで。
amazon.com は 米国外ユーザーには KindelTouchもFireも売ってくれないしNookも基本的に米国内のみの販売という状況。 先日の楽点による買収で、Kobo端末は欧州・アジア諸国でシェア拡大するのかもしれませんね。
米国amazonで広告表示付きの安いKindleがあるように、rakuten広告表示があって低価格の 日本オリジナルの rakuten Kobo 発売されたりして。
ハードウェアスペック見て気になった点。
『液晶が非光沢(anti-glare)、視野角180度(+/-89 degree angle)』
これ、よさそうですね。 つまり、iPadみたいな光沢ピカピカ反射しまくり画面ではないってこと。
動画や写真を閲覧する際の美しさは劣るけど、読書はもちろん、ウェブ・メール閲覧で文字を読むには目が疲れにくそうです。7インチ600x1024液晶端末は片手持ちしやすい記事も沢山も見たし。
視野角は上下なのか、左右なのか、上下左右の全方向でなのか、、たぶん上下左右なんでしょう。 上下の方向の視野角が狭くて正しく正面から閲覧しないと色が変わって見える低品質の液晶での読書は結構疲れますからね。
iPhone、iPadみたいに、本体表面にロゴがないのも個人的に好印象。
(てか、iPad？ って思われません？？)
androidだから、自分の好みの使い勝手のよい閲覧ソフトを利用できるだろうし、ゲームも、動画も音楽もですねぃ。
個人的には、じっくり時間かけて読む小説以外の全てのコンテンツ（コミック、新聞ニュース、ネット、メール閲覧、書類閲覧、etc・・）には電子ペーパーではなくキビキビ表示の液晶と、パワーあるCPUの端末が必須と思うです。 そういうコンテンツは電子ペーパー端末には不向き、事前に電子ペーパー用に解像度下げたり、最適化したりの作業手間かけるなら、液晶タブレットで面倒なくサクッと楽しむのが正しいと思ってる。
さらに安くなれば買いたいけど、StoryHDの 768x1024に比べて画素数劣るし、縦横比が3:4ではないので、読書端末としての、StoryHDや、iPodTouchとの併用は違和感あるのかなぁ。
さて、ここからは日本の楽点のことなど。
Kobo Vox、日本での最大の要は販売価格。 ソフトバンクが「世界一安いiPhone！」の戦略をやったように、楽点が15000円以下で売り出したら、もちろんiPad3発表前にネ、結構売れると思う。 安かったらさ、バッテリ駆動時間云々とか、重いとか、全然我慢できてしまうよな。
で、あと必ず絡んでくるのが「コンテンツの量・質・価格」的なことですけど、キレイごと言えば「期待します」なんだけど、本音は「期待できない・期待しない」なのである。 日本の電子書籍は安くないし、DRM厳しくて、ほぼ紙本新品価格と変わらん価格で買った電子書籍が10年先も読めそうな安心感がないし。
過去の電子書籍端末と同じ失敗しないためには、本体安くして売りまくって本体シェアを獲得することが大事だ！
キレイごと言えば、電子書籍ストアへのアクセス簡単、PCよりも簡単・快適・軽快で誰にでも使えるハード、 ネット・メール・YouTube・動画・音楽・ゲーム・・・いろんな用途で使えますってコトなんだけどモ、、
情報デジタル機器について、ある程度わかっていて自分で使いこなせる人は、androidだし、私のような自炊小説読み好きにも、安ければ黙っていてもある程度売れるのだが、そうじゃない人にもハードを売るには・・
普及のカギ、それはやっぱり、「無料」と「エロ」なのである。
「無料」のほうは、青空文庫が簡単に読み放題、とか、産経新聞アプリで産経新聞紙面がまるまる読めるように、本来有償(だった)コンテンツが無料で楽しめる のは、この時代、強みなのである。 追加課金の一切ない、文字通り完全無料のアプリやゲームを提供してくださる人もitunes storeには沢山あるのだ。
で、「エロ」。
日本人とは他国に比べて「エロ好き」なのである。 エロコミック、エロ本、エロ小説、エロゲーム、エロビデオ、エログッズ、、、日本のエロの種類・質・量・価格は、圧倒的な世界ナンバーワンである。 昔はなかったBLなんてジャンルも確立されたように、エロ需要は発展し続けている。 余談だが、子供の時から様々なエロだらけなんだから、SEXレス世界一になるのも納得ではる。
エロとは一緒にはしないが、アイドル・美少女・・の需要、ビジネスも日本人には金になるようだ。
海外在住で浦島太郎状態の私がとやかく言う必用もなく日本のケータイビジネスは、私の想像以上にエロエロなのかもしれないけど、
『Kindleはエロくない』
『iPadもいまいちエロくない』
iOSデバイスはApple規制でエロアプリ、コンテンツ販売、エロビジネスできないのだ。
AmazonKindleもAppleに比べたら規制は緩いだろうけど、日本のようなエロ文化を考慮してないし。
女性誌を読みたい男性とその逆、女性コミックを読みたい男性とその逆、年齢・家庭・社会的立場から買いたくても買えないエロ、日本にはそういうのが確実にある。
年齢確認の方法は必用だけど、会員登録、個人情報一切提示必用なし、クレカ不要で現金またはプリペイド支払いできる、日本の様々なエロ需要に答えられるデジタルエロコンテンツストアと、低価格タブレットが組めば、シェア獲得できるのだーーー！
