【 安くなった米国版のiriver StoryHDを今買うべきだと思いますか?
それとも新機種発売まで待ったほうがよさそうですか? 】
という、メールを頂きましたので・・
結論から言うと、私からは、買うべきとも待つべきとも言えないので、ご自身で判断・決断をお願いします。
↓New! iriver XGA touch コレのことですね。
次機種発表ありましたが、発売予定なので・・本当に発売されるのかは、まだ、わかりませんけど。
ちなみに、StoryHDは昨年1月にお披露目され、5月発売予定とされ、6月中旬~下旬に公式サイトでのアナウンスなしにWifi無しのBASIC版が突然ヨーロッパ市場に出現! でした。
実際、新機種が発売されて私が買うとしても、発売して即購入! ということはなく、レビューを見て自分が本当に欲しいと思ったら・・ですね。
「Story HD Basic での電子読書でソコソコ満足している (すぐに別機種を買う必要性がない)」
「iPad3購入予定なので、、他のガジェットを楽しむ時間がない」
という理由がまずあって、買うとしても私の自炊利用中心の読書に適した端末なのか、を調べてから買いたい。
・価格は納得できる安価なのか?
→ KindleTouch、NookTouch、KoboTouch が安価なのは、電子書籍販売書店と結びついていて、その収益が見込めて本体出荷台数が多いから・・ですよね。 そうでない電子書籍端末は世界中にあるけど高価です。 米国版StoryHDが安価だったのは Googleブックスのタイアップがあったから・・と、思われるので。 次機種もまたGoogleが出資してくれるのか気になるところですね。Google携帯も投げ売りになった過去がありますが、StoryHD+GoogleBooksもビジネス的に成功した感がないんですけども・・。 NOOKやKOBOの次機種がStoryXGAtouchのOEM、だったらオモシロイんですけどねぇ。
既に電子書籍端末持ってる私としては1万円以上は手を出したくない感。故障やトラブル時に、すぐに修理・交換・サポートアドバイスなど受けられるメーカ-の製品で快適読書の魅力スペックなら2~3万円支払うのは全然イイんですけどねぇ。
・XGA全画面に、XGAのPDF、コミック画像を完全全画面表示できるのか?
→ 私が使っている StoryHD BASIC ver1.13 は、それができています。 ページ送り操作時にページ数を表示するバーが強制表示されることもない、完全XGA表示です。 が、米国版のStoryHD-Wifiも、BASICも現行ファームウェアではそれが出来ない仕様ですから、次機種もそうなるかも。 または、他社製品のように、画面上部・下部に常時ページ数やステータスが強制表示される仕様になってしまうかも。 横書き欧文テキストを読む人にはページ数が常時表示されていても気にならないか、便利なんでしょうね。
タッチパネル採用で画面上の英単語長押しで意味のポップアップ表示ができるようになるかもしれませんけど、光学タッチパネルはフレーム境界の辺や角周辺での操作認識がイマイチ・・になりがちなので、その部分に読書コンテンツを表示せずユーザーがタッチしないようにする 仕様かもしれません。 タッチパネルUIメニューを呼び出すための、いくつかのソフトウェアキーが画面下部に常時表示? になるかもしれません。
和書読んでるのに画面上に「Page」って英単語が常時表示されてるとか嫌なんですよ。 スキャン自炊で小説やコミックが出来るだけキレイに表示されるように余白やページ数印刷部をトリミングしてるのに、XGA解像度全画面使えないとか、システムが強制的に不必要なもの合成表示するとか・・嫌なんですよね。
・バッテリの持ちはどうなのか?
→StoryHD BASIC は タッチパネルも、Wifiも、スピーカーも(イアフォンジャックも)無いうえに1800mAバッテリ搭載なのでバッテリ動作時間が長いから充電頻度が少なくて気に入ってます。 光学タッチパネル機は投光部・受光部のセンサーが電源on中は常時稼働するからバッテリ動作時間が少なくなるかもしれません。
ただ、StoryHD同じとCPU・チップセットであれば、バッテリは最大2000mA(チップセットがサポートしている容量)搭載できるそうなので、バッテリ増量(重量も増えますが)になるかもしれない。
逆に、軽量・薄型・コンパクト化・コストダウンのためにバッテリ容量減ってしまうかも?
・ハードウェアキー無し、タッチパネルでのみのページ送りって不便じゃないの?
・左手片手持ち、右手片手持ち どっちも安定して持てて、ページ送り・戻しも快適にできるの?
その他、タッチパネルの感度はストレスを感じないチューニングされているのか、 EPUB3対応はどうなのか、 中華フォントの採用やめてくれて旧機種のようにユーザーフォント利用可にしてくれるのか・・、他にもUIや各種機能が他社機並の使いやすさになってくれるのか・・・
iriverの次機種は、私の知る限り、iriverとしては 5か6代目の電子ペーパー端末です。 ユーザーが求めている機能・デザイン・価格を徹底研究して製品化して欲しいですネ。
GoogleBooksタイアップを超えて、世界発のGoogle公認Androidマーケット対応電子ペーパー端末! だったら面白いから買うかも!
まぁ、急いで端末買い増しする理由がないもんで、 NookTouch2, KoboTouch2, KindleTouch2, Kindle5, PRS-T2? 、 「i.MX508」の後継のさらに高速で低消費電力な電子ペーパー端末向けCPU・チップセットや、「E-ink Pearl」の後継の高速書き換え・高解像度・省電力・高コントラストパネル などの登場・情報を楽しみに待ちつつ・・ 今ある StoryHD BASICでの読書生活を楽しむ私です。
タッチパネル機で小さく・薄く・軽くなるけど、コストダウンの新製品が、必ずしも使いやすいとは言えないですよね。電子ペーパー端末に限らず、あらゆるものがですが。