2012年3月24日土曜日

iriver Story HD 薄い・軽い・XGAの快適さ



電子読書の便利・不便、 紙本の便利・不便は、人それぞれ色々ありますね。

アンケートでは「電子書籍を利用したくない」「子供に電子書籍を利用させたくない」って人も、結構居るそうで・・。


今日、あらためて思ったのがコレ(↑の写真)。

570gの重い・分厚い書籍ですよ。 読み始めは左手が重くて、読み進めるにつれて右手が重くなる、それなりの力でページを開いて、読みやすい角度を保持して見開きで持ち続けねばならない・・。

裁断(解体)・スキャンでデジタルデータにすれば、自炊電子書籍ができあがる。デジタルデータだから、この時点で書籍としての物理重量はなくなってるのだけども、

じゃぁ、その自炊電子書籍をどうやって読むか、ですよね。

この小説は縦2段組。 iPad3はもちろん、iPad2でも(解像度的に)読める、、、しかし重い。 kindle3、4、PRS-T1は軽いけど、、解像度的に2段組読書は私的にはキツイ。

『iriver Story HD XGA解像度 約200g 片手読書可能』 でスキャン自炊本を読めるようになったから、今まで敬遠していた、分厚い長編小説にも、チャレンジできるなぁ と思った今日この頃。


私は大量の書籍データを持ち歩くことはないのですけど、小説に比べて1冊を早く読み終えてしまう「XGA解像度で読めるコミック」を沢山持ち歩きたい人にも便利だろうし。

iPhone / iPodTouch のように、バッテリ切れになりやすい ってこともなく、、 直射日光下の公園やカフェでも液晶じゃないから読めるし。

StoryHD読書に限ったことではないですけど、

上下分冊の小説を、上巻は単行本・下巻は文庫本を買うのは紙本保存を考えると違和感あるけど、「電子書籍端末で読めればいいや」と割り切れば買い揃えやすい。 中古入手のコミックの程度・痛み・黄ばみ具合が違っていても、電子化すると気にならなくなる。 エロ小説・BL・ラノベ・鞄や本棚に入れておくには、ちょっと恥ずかしい書籍も電子書籍端末で持ち歩いて読むのは抵抗ないとか・・。


さて、もうすぐ4月です。
日本amazon、楽天の日本電子書籍事業がどうなるのか!
が、日本においては結構大きなポイントですね。
「エロ系コンテンツお断り」ポリシーのあるアマゾン・アップルに対して楽天が有利か。
ビューアアプリのiPad3の高解像度対応の素早さからして、和書電子書籍はamazonで買うのが賢いかとも感じた。
(日本の電子書籍販売書店乱立 ・ 使い安いビューアアプリ開発提供へのやる気のなさは オカシイ!)


ー追記ー
日本の文庫本のように、本が小さい・印刷解像度が高い・紙が薄くてもしっかりしてる  系の本って海外ではないですよね。ペーパーブックって安いけど、厚くて重くて嵩張る。 あと、日本だと駅ホームのキオスクや、コンビニでも文庫本小説買えるけど、イギリスでは「隙間時間に気軽に小説を買える」というのはなく。 車社会の米国ではさらに。  Kindle需要のある国だよねぇ。  まぁ、日本の書店の エロ充実っぷり、コミック充実っぷりも海外から見るとドエライこっちゃなんだけども・・。