Story HDで、どこまで細かい文字が読めますか?
という質問を頂きました。
回答としては、
「コミックでも小説でも、PCで横768x縦1024ピクセルの白黒16色画像を作ってください。 一般的なサイズのPC画面上で文字判読できるならStoryHDでも読めます」
です。
当然ですが、地(ページ内の最も明るいところ)が真っ白、 文字(ページ内の最も暗いところ)が真っ黒なほどクッキリ見えますので、電子ペーパー用に画像補正したほうがいいです。
例1) 古い週刊朝日の記事
これ以上小さな文字を読むか、これをもっと美しく表示させたい人は、kindleDXやAndroidタブレットなど縦1200ピクセル以上の機種を買ったほうがいいです。 (記事はガッツ石松さんの母子愛のいいものです。 よかったら読んでみて)
例2) 同じく、古い週刊朝日の記事
4段組でページ番号表記をカットしたもの。
これを連続して何十ページも読んだら辛いですけど、読めなくはないです。
例3) 部長 島耕作のバイリンガル版 (正式に販売されてるコミックです!)
こういう縦解像度を要するモノはかなりキツイですが、
画数多い漢字でなければ読める・・かな。
例4) 先日読んだ「五番目のサリー」 の解説ページ
ハードカバー本、1ページに21行です。 読めます。
例5) 光文社文庫 日本ベストミステリー選集11 悪意のプリズム
古い文庫本です。 1ページに20行、 読めます。
例6) カッパノベルズ 新宿鮫
縦解像度が必要な2段組、 SVGA(600x800)の機種より確実に読めます。
例7) 同上
↑の例6 を左右の余白なしの(600x1024など)解像度でStoryHDに転送すると、こんな表示になります の説明用に作ったもの。
以前の機種は "ScreenFit機能"を選択した際に、解像度に合わせての縦横比無視拡大が行われましたが、StoryHDはコレが強制的に表示される仕様です。 コレがイヤな場合は 例6のように、左右に余白を足して 768x1024の画像にするとよいでしょう。