ネスプレッソ イニッシア バンドル エアロチーノ3を買いました。
普通のドリップコーヒーよりも、エスプレッソ、カフェラテ、アフォガードが好きで、家でいつでもすぐ簡単に美味しいエスプレッソを淹れられるネスプレッソに興味はありましたが、購入に至りませんでした。ついに先日、オトクに買えました。
必要に迫られて買ったワケじゃないですｗ こんなネット時代なので、
【(イギリスで)イイものを、情報調べて、お得な時に安く買って満足する！】 が、
このブログというか、私のポリシーですので、どうオトクなのか？？ でウダウダと長い記事になってます。。
ネスプレッソは、今流行りの新製品ではないし、もっとスマート簡潔に紹介している記事はネット検索すれば見つかりますので・・。
ネスプレッソ買えなかった理由： カプセル入手性とカプセル価格
ネスプレッソは、1杯に1個の真空カプセルに充填された新鮮なコーヒー豆を使い、ボタンひとつでいつも変わらないプロが淹れたような高品質なエスプレッソを家庭で飲めるマシン。カプセルの種類は定番23種の他に限定販売品もある。
＞「ネスプレッソ」は専用カプセル式の一杯抽出型コーヒーマシンで、一度マシンを購入したら、専用コーヒーカプセルを継続購入いただくというビジネスモデルである。「ネスプレッソ」はネスレグループの中でも急速に成長している事業だ。
カプセル代が高い! というのは、ネットの評判で良く見かけるし、私もそう思ってました。デロンギマシンで豆から淹れるほうがコストが安くて美味しいものを作れるとわかってはいます。それに対し、誰でも簡単に美味しいエスプレッソを淹れられるスイス製の真空カプセルとマシンを世界中で売って儲けるというビジネスなのだから高価です。 世界各地にネスプレッソブティックというAppleStoreのような直営店運営しているので土地代やら人件費やらの運営コストがかかっていることやCMコストなど、普通のコーヒー豆、普通のコーヒーマシン販売ビジネス、とは違うのでカプセルが高価なのは当たり前ですね。。
専用カプセルを用いるマシンですから、ネスプレッソを使い続けることは、カプセルを買い続けるってことです・・。 だから、カプセルを買い続けられない人は、最初からネスプレッソを使うべきではないですね。 当たり前ですが、カプセルだけでは飲めないので本体も買わねばなりません・・。
イギリスでのネスプレッソカプセルの価格は、フランスよりは高価、日本よりは安価で販売されており、1カプセルあたり£0.29～£0.38(約53.65円～70.3円)の10個が入った一箱をロンドンなどにある直営店(ネスプレッソブティック)では一箱単位で、家の近所に直営店がない人は、公式サイトから最低5箱(50カプセル)の5箱単位で注文でき、20箱(200カプセル)以上で送料無料。 20箱以下の場合、つまり5箱・10箱・15箱でも注文できるけど送料が£4.95(約916円)かかります。
まず、純正カプセルの入手性の問題。直営店か公式サイトでのみの販売です。 一般小売市場に流通させないのは、鮮度・消費期限や、温度・湿度など保管状態、在庫・返品リスクがネスプレッソ社で管理出来ないからでしょうか？ ディスカウント販売させないことで高級ブランド価値を守っているのでしょうか？ 家の近所にネスプレッソ直営店がある都会に住む人にはいいですよね。カプセルを1箱10個から買えるし、いつでも無料で試飲もできるそうです。 しかし、直営店の無い田舎暮らしだと公式サイトから買うしかなく、送料節約するにはイギリスの場合は20箱200カプセルを注文せねばならない。 お試し、試飲の特典なぞ全く無しｗ 200カプセル分って気軽に買える値段じゃないし、200カプセル分保管しておく場所も必要だし。。 ちなみにamazonやebayで販売されてるのは転売で公式価格より高価、消費期限も短いので手を出さないのが無難です。
200カプセル到着 → カプセルストック190あるのに突然ネスプレッソマシン壊れる → 保障期間終わってた → 想定外の新マシン購入出費または修理費用発生！
なんて、インクジェットプリンターみたいな災難の可能性もありますよね。 新機種でインクの互換がなくなるプリンタよりは、ネスプレッソは安心ですけど。 （ユーザー登録すると保証期間は2年、保証期間中はマシン無償引き取り修理で、修理期間中の代替機も手配されるそうです）
ということで、イギリスの田舎暮らしでのネスプレッソは200カプセルずつのカプセル注文となることの事前了解要です。(※期間限定カプセル発売されたときに、その限定カプセル購入を条件に10箱100カプセルで送料無料になることもあり)
次に、カプセルの値段。 ネスプレッソのランニングコストですね。
コーヒーは嗜好品、生きていくのに絶対必要なものでは無いですから、金が無ければ全く飲まないなり、安いインスタントを利用すればいいのですが。 求める味、手軽さ、価格、 は人それぞれの好みなので、 世間や知人が何と言ってようが自分が満足出来そうなものを買って飲めばいいんです。 そう、嗜好品ですから。
家庭で美味しいエスプレッソを簡単に飲みたい、というと、金かかりますね。 毎日4,5杯エスプレッソを飲むとか、自分以外の家族もエスプレッソ飲みまくりなら、デロンギの豆から淹れるエスプレッソマシーンを買ったほうが絶対にコスト安いです。
＞おいしいエスプレッソを淹れることにこだわる技巧派やマニアなら、自分にとって100点満点の味を、低価格の小型エスプレッソマシンからでも引き出せるだろう。それに比べれば、ネスプレッソはやや落ちるとも言える。しかし、安定して90点以上のエスプレッソを、しかも驚くほど手軽に飲めるのだから、普段使いには最高のシステムだ。
↑の本田さんのレビュー記事が私にはとても理解しやすい。 100点満点な味を出せるけど大変な手間もかかり気軽に使えないマシンより、90点以上のエスプレッソが驚くほど手軽に・・・のほうが、私には魅力！！
そして飲む量、使用頻度。 私の場合は1日2杯飲めればいいし、自分しかマシンを使わないし、毎回同じ豆による同じ味を飲み続けるのは飽きるだろうし、エスプレッソを飲むまで、飲んだあとの後片付けが面倒なのもいやだし。 面倒作業のあることは家電だけに限らず、やらなくなる人なので。 いつでも、ずっと、面倒手間無しなのがイイです。。 1日2杯というのは、先日、血液検査を受けたら糖尿病と痛風の兆候ありで、カロリー抑えた食事、水飲み、運動を心がけるようにと言われたもんで、水・紅茶・ハーブティーなども毎日バランスよく飲んだほうがコーヒー依存症にもならずオッサン的にはいいかと。 高価なカプセルですからね、がぶがぶ何杯も飲むより、1日2回と決めて味わう時間を楽しもうと。
あ！ 高価なネスプレッソのステマブログじゃないですよ！ インスタントコーヒーというものが世界中で利用されているのは面倒手間無し・簡単という理由が大きいでしょう。 安いけど面倒・手間だったら普及しなかったはず。 多くの人には簡単って大事なのかも。 コーヒーの味の満足度、手間を楽しめる人は、デロンギだったりフィルターだったり好きなの使えばいいことで。
さて、ネスプレッソで、1日に朝・晩の2杯を飲む。 1か月の30日飲む。そして1年間の365日、一番安価なカプセルで飲むとすると、
£0.29 x 2カプセル [2杯] = £0.58 = 約107.3円
£0.29 x 60カプセル [2杯 x 30日] = £17.4 ＝ 約3219円
£0.29 x 730カプセル [2杯 x 365日] = £211.7 ＝ 約39164.5円
(£1イギリスポンド ＝ ￥185日本円で計算)
カプセル代が1か月で約3219円、 1年では・・・3万9千円！？
マシン代は別！
店で飲むより安いし、 下手な店員が淹れるのより美味いだろうし、店ではエスプレッソを豆の産地・種類を指定して淹れてもらうなんて出来ないし。カプセル種で毎日違う味が楽しめ、 何より外に出ず家でいつでも静かに寛いで飲みたいときに簡単に美味しいの飲めるし、そのカプセルでエスプレッソだけでなく、カフェオレ・カプチーノや、バニラアイスでアフォガートも家で楽しめるのだし・・・。そう、これは嗜好品、その価値はプライスレスと考えるべきですね・・・。
読書中のふとリフレッシュしたいときや、映画を見ている途中で一時停止してから、3分で美味しいカフェラテ作って飲めるんですよ！
でも、安くはない！ 日本よりは安いのだけど、、
まず、ネスプレッソを新たに始めなくても、、我が家には既にエスプレッソマシンはあるのです・・・。
カプセル式のマシン、TASSIMO。 純正カプセルでエスプレッソは4種あり、 定価 £3.99で16カプセル入り。 3割引きセールの時にカプセルまとめ買いすれば、1日2杯だと64.58円、 1年730杯でも23571円。 ネスプレッソとの差は年間15429円。 こういう計算すると、安いし、エスプレッソ以外のコーヒーやラテ・紅茶も飲めるTASSIMOカプセルがイギリスの田舎のスーパーでも売っていて人気な理由がわかりますｗ
これは Typhooという老舗ブランドの1kgの大袋に入った440杯分のティーバッグで、半年前に近所のスーパーで£3で売られてたもので 消費期限は2008年7月。
£3/440杯=£0.0068 ＝ 1.258円
コーヒー飲まずに紅茶で済ませれば、1杯たったの1.258円ですよ・・。
紅茶大嫌いな人でなければ、イギリス生活で倹約したい人は、ネスプレッソ躊躇うはずｗ
と、こんな事情から、ネスプレッソが美味しいとわかっていても、購入に踏み切れなかったのです。
ネスプレッソ買った理由： 本体＋キャンペーンで安かった！
悩んでた私、注文しました。 これは安いゾ！と判断したからｗ
ネスプレッソは毎年秋冬に、ネスプレッソ本体を購入すると公式ショップからのカプセル購入時に利用できる割引クーポンがもらえるキャンペーンやってます。（国によって金額が異なります） ネスプレッソを新規に購入する人は、このキャンペーン中に買うのが絶対オトク。
私が買ったのは↑の、 イニッシアのオレンジ色本体と、ミルク温め泡だて器のエアロチーノ3がセットになったバンドルセール品。 amazon.uk での販売価格 £67.00で、£75のクーポン付。
実質無料！？ 的な言い方は変だけど、 日本円でいうと、 12395円でイニッシア本体とエアロチーノ3のバンドル品を買うと、 13875円相当のコーヒーカプセル購入割引券付いてますよ・・か。
または、12395円のイニッシアバンドル買うと、258杯分のカプセル付いてきますよ・・的な。 （£0.29のカプセル換算で。 本体に16個のカプセルも同梱されてるので、実質274カプセル付きともいえる）
ちなみにイギリスのネスプレッソ公式での、このバンドルセットの値段は£139(約25715円)、イニッシア本体だけの値段は£89(約16465円)、エアロチーノ3だけの値段は£50(約9250円)なので、半額以下の超オトク価格！！
な、ためか、在庫無しで納期が 1～3週間とｗ
注文から、すごく待たされまして、 ほんとに3週間後に届きました！
届いた件は次の記事で、 今回のイギリスでの冬キャンペーンについてメモ。
Nespresso UK Promotion 2015 Winter:
イギリスで毎年冬に行われているキャンペーンはこんな感じ。。
・2015年10月29日から2016年1月24日の間に正規販売店より新品本体購入
・エアロチーノ付き、または、ラティシマなどの泡ミルク機能付きの製品購入者には£75(£25x3)、それ以外の本体購入者には£45(£15x3)の割引クーポンが、マシン登録後にネスプレッソ アカウントに付与される。
・本体購入はネスプレッソ公式からでなくともよい。中古はダメ。
・新品購入であること、 購入日の記載されたレシート必要
・応募用紙にレシートのコピーを添えて2016年2月21日必着送付か、オンラインフォームで電子レシート(画像ファイル、PDF)添付で申し込む。シリアルナンバー、ネスプレッソクラブナンバーなど必要。
・書類の審査が終わると、ネスプレッソアカウントに、3回のうちの1回目の£25か£15のクーポンが付与される。
・公式より純正カプセル・アクセサリなど購入の際、クーポンを使うと10日以内に次の£25または£15がもらえるので、あと2回繰り返し。
・クーポンの最終利用期限は 2015年9月30日。 以降は未使用だろうが残高あろうが無効となる。
£75クーポンを一度に貰えるわけではなく、£25x3回であり、来年9月30日までに使い切らねばならない ということですね。
先述のとおり、ネットオーダーのカプセル注文で送料無料になるのは200カプセルからだから、一番安い£0.29で試算すると、
£0.29 x 200カプセル - £25クーポン割引 = £33 = 約6105円
を、9月30日までに 3回オーダーですから、
結局 £67の本体に、£75のクーポン付 をカプセル購入で有効に使うには、
本体（16カプセル付き） £67 + 200カプセル(£25割引込) £33 x 3回オーダーで、
総支払額 £166 の 約30710円で、 本体と、エアロチーノ3と、616カプセルを購入とも言えますね。
616カプセルですから1日2杯ずつ飲んだら、308日の約10か月間です。
30710円 ÷ 616カプセル = 1カプセルあたり49.85円 です。
しかし！
その616カプセルを飲み終わったあとは、 割引無しの、1カプセル£0.29 で 約53.65円 で購入し続けることになります。 本体とエアロチーノ3が実質無料で、最初からマシン代の元は取れてるので、オトクで安いのは確かですけどね。。 イギリスに住んでる人は、毎年キャンペーン付の本体買うのが得なのか？
高級機のラティシマや、マエストロでも、エスプレッソを淹れる能力は基本同じで同じカプセルを使い味も変わらんし、キャンペーンで貰えるクーポンも£75で変わらんので、買うならイニッシアバンドルが一番オトクですよ。
