安いよなぁ7980円。 7千円台ってスゴイ。
イギリスでは £99.99=約12632円です。
最新ハードウェアが激安で買える日本って羨ましい・・。ホント。
販売戦略なのでしょうけども、日本発売前の日本版試作機のレビューが発表されませんね。
「ここが気になる」「ここがダメ、劣る」 的なことを大手メディアのレビュー記事で事前に書かれてしまう前に、一切事前情報出しせずに予約を募って大量に売りまくってしまう作戦?か。
「裏技」って言うと、死語っぽいから、 隠し機能ですか。
前機種、Kobo Touchは、 .kepub とか、 任意フォント追加機能とか、 htmlでアプリを動作させるとか、 内蔵ストレージ容量増やすとか、 日本人ブロガーによるカスタマイズ記事がスゴイって。
Nexus7のルート化もそうだけど、簡単にカスタマイズできる隠し機能? を使える製品を安価で販売することが、ネット上で口コミ・話題が尽きない人気機種となり、市場シェアを握り、に繋がるのかもしれません。
メーカーがスペック表で定めることしかできない、ツマラナイ、面白みのない、しかも高価な機種よりは。
弁当もレシピも、器用でシャイな日本人は創意・工夫でオリジナルカスタマイズして、ネットで一生懸命記事書いて、情報発信するのが好きなんですよね。 って、オマエが言うなってツッコミですねw
さて、本題。
公式製品紹介・販売サイトである
http://kobo.rakuten.co.jp/ereaders/koboglo/
を見て思ったこと、感じたことなど。
>>解像度 758x1024
→ストアで販売される小説・コミックも 758x1024なのか?
→同じ電子書籍コミック作品では、kindle版とkobo版では、どちらが高解像度販売となるのか?
(質的に、どっちで買ったほうが賢いのか?)
>>対応ファイルフォーマット
>>EPUB,PDF(koboイーブックストアで販売しているPDF書籍のみがサポート対象となります)
→サポート対象外であるが自炊PDFも表示できる?
→従来通りの .kepub もok?
→TXT、JPG、PNG、CBZ・・はどうなの?表示できるの?
>>MicroSDの使い勝手は?
→PCからMicroSDに直接データ転送したものを kobo glo に装着した際、待たされることなく、すぐに読めるのか?
>>本体デザインロゴ
→Rakutenロゴが無くなったのはイイと思う。まさか、実製品にはRakutenロゴ入りってことはないよね。
>>フォント 欧文フォント、日本語フォント(モリサワ製)、サイズ調整可
→従来通りのユーザーが任意フォントを追加できる機能は継承してるのか?
→Touch内蔵の明朝フォントは線が細くて読みにくかったらしいが、gloでフォント改善されるのか?
>>内蔵ライトで暗闇でもはっきり読める
→はっきり とは?
↑ホントに、こんなに、全画面、全領域がムラなく真っ白になるの? 誇大広告でない?
まるで、液晶タブレットのように見えるし、勘違いしちゃう人いません?
→辞書機能はどうなの?あるの? 国語・英和・和英・その他・・・
→ネットブラウザ機能はあるの? 使い勝手はどうなの?
決してケチを付けてるワケじゃないんですよ。 発売前の告知広告として気になったコトであり。
まぁ、購入後に、想定外の不満が発生したとしても7980円でライト内蔵でMicroSD利用可で日本語縦書きepub3が利用できてXGAで・・って機種は、世界中でコレだけなのは事実。
MicroSDが使えて、データサイズが大きい、コミックも大量に持ち歩けるのは、Kindle Paperwhiteでは不可能なこと。
コミック読書文化がある日本では、kobo glo のほうが、日本コンテンツの電子表示や、持ち運びにおいて、優れていると思う。
Amazon、Neonode zForce赤外線技術を捨てる
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1211/08/news083.html
> Kobo GloとKindle PaperwhiteはzForce技術を捨て、代わりに静電容量式のマルチタッチ技術を採用した。
で、kobo glo は静電容量式マルチタッチと書かれているから、赤外線方式によるイライラ感は解消されてるだろうし。
ユーザーがフォントを任意に追加できる機能が従来通りあるならば、電子書籍を自分の好みの任意フォントで読める楽しさは Kindle Paperwhiteにはない。 欧文で読む人は、内蔵の複数書体から選べるけど、日本語は明朝・ゴシックの2書体しかなくて、それが読みにくい・視認性が悪い・ツマラナイと感じた際に、自由に変更出来るのか、何も出来ないのか・・は、スゴク大きな違い。 ユーザーがフォントを自由に変更できる仕様が、英文字以外の読書を必要とする世界各国でkobo売り上げに貢献しているのは間違いないと思う。
kobo Touch発売時の問題・コンテンツ数水増し問題等が、お客様である購入ユーザーに対して誠意ある謝罪があったのか、誠意ある返品対応があったのか・・は、当事者ではなくネット記事からしか情報を得られない私です。
これから当時者となられる予定の皆様においては、急いで買わない、発売後に溢れかえるレビュー記事をじっくり読んで、動画レビューをじっくり見てから買う・・・か、または、早期予約ポイント・特典付きで速攻買うか、 良くお考えくださいませ。
私個人的には、Kindle Paperwhiteより小型で軽量、日本語縦書きepub3が利用できて、任意フォントが利用できて、cbzが使えて、1024x758で表示できて、 ライトもあり・・なら、汚れ・指紋が目立ちにくそうな白モデルが欲しい! ですっ。イギリスから日本の電子書籍は買えないけど、自炊リーダーとしては、安価で高性能ですよね。
が、やっぱり、電子ペーパー読書では、物理ページボタンがあったほうがイイ・便利・使い安いと思う旧タイプの人なもんで、StoryHDを所有者としては購入見送りになりそう。
今後、来年の製品として、
koboはTouch以降の製品で、物理ページボタンを完全廃止してしまったから・・期待できない。
kindleは、Touchは販売中止になったものの、現在もKindle4は併売していることから、物理ページボタンを必要するユーザーのことも理解してくれてそうで、次機種で New Paperwhite として物理ページボタン付きが登場(統一)する可能性もある。
で、イギリスでも購入できるようになったNook。 物理ページボタン好きな人に最も愛されてそう。 XGA化はあるだろうけど、日本語を含むグローバル対応になってくれるのか、CBZなど扱える自炊便利仕様になってくれるかというと・・期待薄。
さて、来年の今頃は、どんな機種がどんな価格で登場してるのでしょうか??
あと、amazon kindle, rakuten koboに限ったことではありませんが、
電子書籍コンテンツを買う・支払いをする前に・・
そもそも日本では紙本で買うことが困難な欧文コンテンツを安価で買えるならともかく、
和書コンテンツにおいては、紙本購入とDRM付きで紙本に比べてお得感が少ない電子書籍版を買う費用・メリット・デメリットを良く考えて買ってください。
紙本なら中古で安く買ったり、読み終わってから中古売却や、子供や孫や知人への譲渡も可能、複数人での共有も可能です。 本を必要としている人、施設に寄付することもできます。 ペン・カラーペンで自由に書き込みもできます。スキャナ自炊でDRMなしの、好みの品質・解像度の電子読書コンテンツを自分自身で作れます。
コミックでありがちですが、紙本ではカバーや帯に書かれていて読めたものが電子書籍では全くなくなっているとか、紙本では問題なく読めるのに、電子書籍では文字や線が潰れていたり、図表内の文字が読めない品質になってるとか、 電子化されることによる省略・欠落・劣化があります。
深夜だろうがイツだろうが、どこでも簡単に買えて即読書開始できる電子書籍、、財布や現金を見ず・触らずに電子決済で超簡単に買えるもんだから・・・気がついた時には、ン万円も購入してたり、 買ったけど読んでないコンテンツがいっぱい・・・にならないよう、お気を付けください。
DRM付き電子書籍は完全に購入者のモノにはなりません。そのコンテンツが販売中止になったとき、その電子書籍書店がなくなったときには、再ダウンロードも読書もできなくなる可能性アリです。そうなる時まで、電子書籍書店からレンタルして読む権利を購入するのがDRM付き電子書籍、ということもお忘れ無く。
私のように、小遣いに余裕のない人は特に・・ネ。