2011年7月8日金曜日

なぜ、公式サイトで発表されないのか?

※ この記事の内容は私個人の妄想であり、事実ではありません。 あしからず。

ほぼ毎日 iriver.com 確認してますが、 iriver story HD に関する情報更新がありません。。。
沈黙のまま。 iriverの韓国でも発売されてないようだし。



イギリスでの iriver story hd 販売例
http://www.hive.co.uk/book/iriver-story-hd-eb07/10867547/
£139.00 → 15%off sale £118.15 Free Delivery

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Free delivery to a local independent bookshop
Publisher:NTP EUROPE  Publication Date:30 May 2011

通常売価 £139.00 が、セールで15% offの £118.15
イギリスのhive書店への配送は無料 (近所の店舗で受け取ってね)
在庫あり 通常24時間以内に発送処理します
代理店(卸?)は NTP EUROPE社です。

というような内容ですね。



まず、登場していきなりのセール価格って妙です。 怪しいとも言えます。

末端価格で £118.15 は、イギリスkindle wifiの£111 を意識しているのかもしれませんが(あまりに価格差あったら売れないだろうし)、そもそも kindleの価格は原則、amazonによる直販故の低価格なのです。 製造、在庫管理、受注販売など、全部大企業amazonです。客への個別配送もamazonと大口契約している配送業者ですから最低コストです。


しかし、今回のstoryは、↑を見てわかるだけでも、 iriver社製造→中国製なのでヨーロッパへの国際輸出は高価→NTP EUROPE社の卸代理店→HIVEというイギリスの書店が販売店→さらに支店への個別配送コスト込み と、、、中間マージン・移動・運送コスト たっぷり込みでの  £118.15 です。
《イギリスの消費税20%(vat)込みなのはkindleの£111も一緒》

(ちなみに SonyReaderがkindle並みの低価格にはならないことや、流通経路が限られているnookが低価格なのも、そういう理由あり)

世界初の6インチ XGA 電子ペーパーは、kindle3とは明らかに差別化できているし、無理にkindleに値段を近づけなくとも、ライバル登場まで宣伝しながら利益確保でのんびり売るのが普通です・・。



私思うに、iriver story hdは新製品だけど「在庫限りの売り尽くしセール」しかも「できるだけ早く在庫処分したい」の気がします。

その理由もいくつか考えました。

可能性が高いと思うのが

『iriverではなく、LGブランドで販売する予定がある』 です。

iriver story hdは LG社との共同開発で、LG社の電子ペーパーディスプレイです。
LG社製品というと、携帯端末やテレビ、家電など世界中で色々販売されてます。 しかし、iriver社を扱っている販売店は世界的に少ないです。 LGブランドで売り出すことで、大量出荷拡販できますし、客としてもLG製品を扱う店で買うことができれば入手しやすいです。 また、修理・サポートの面からも、各国のLGサービスを利用できるメリットもあります。 各国のamazonでも LGの製品は沢山売られてますね。
類似製品が異なる名称で市場に混在しないよう、「iriver story HD」として作ってしまったものを、早く処分したい。 「iriver story HD」という名称も市場から消したいのかも・・・。
e-inkディスプレイ製品もpearl世代以降のものがカラーを含め開発・製品化が遅れてるようですし、LGブランドで突然世界発売したら、差別化が難しいAndroid端末や、液晶TV家電よりも、注目を集められそうです。

日本での iriver story HDは、wifiか3g内臓して、『LG & docomo』 または 『LG & softbank』 ブランドで登場するのかも!? BiblioLeaf, SonyReaderの対抗機には充分ですよね、自炊派には高解像度!!