2012年2月12日日曜日

amazon Kindle 4月 日本 発売? XMDFはやめてくれ!


アマゾン Kindle が4月に日本上陸へ(日経報道)

http://japanese.engadget.com/2012/02/10/kindle-japan/

遂に黒船上陸! Amazon の Kindle 日本発売へ!

http://www.spapp.jp/item/1981

キンドルが今春にも日本本格上陸か
http://media.yucasee.jp/posts/index/10408

Amazon、Kindleをドコモから発売決定か。発売時期は4月に?
http://www.gizmodo.jp/2012/02/kindle_comes_out_from_docomo_this_spring.html

キンドル、今春にも発売

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20120211-OYT8T00444.htm

米アマゾン、電子書籍端末「キンドル」4月にも日本発売 ドコモから回線 1万数千円
http://www.nikkei.com/access/article/g=9695999693819696E3E2E2909E8DE3E2E2E0E0E2E3E09F9FEAE2E2E2




4月、いよいよ日本で発売されるのでしょうか!? ドコモの3G回線ということで発売されるkindle端末は、kindle touch 3G を日本語電子書籍対応したものになりそうですね。 タッチパネルから平仮名・漢字入力できるようになることは必須でしょう(じゃないと、端末で日本語書籍検索購入できないし)。 タッチ検索できる日本語辞書(国語、和英、英和)も内蔵されたらスゴイんですけどね。

その日本語kindle touchのお値段、「でも、お高いんでしょう?」では困るワケで。 微妙な期待をできるのは本体価格に『ドコモ回線割引』が含まれるかも、、ということ。 PS VITAのように、携帯電話会社の契約純増数争いの影響できる仕様(PRS-G1&AU回線の様に、月数百円をドコモに追加支払いすれば電子書籍購入時以外にもWikipediaやネット閲覧やり放題などのオプション)があれば回線契約報奨金を含んで「日本語kindleTouch3G本体無料」もありえるかも。 そしたら、日本での電子ペーパー端末普及もかなり加速しそうですね。

液晶端末と違って、1回の充電で数週間の利用ができる電子書籍端末。液晶スマホと違い、電池切れになっても少しの充電で長時間利用できますからね、、、外光が必須ですけど、備えあれば災害時にはとても役立ちそうです。避難生活時の娯楽の一つにも。



私としては端末よりも「amazon が 日本語電子書籍販売を始める」 のほうが興味深い。日本で英語電子書籍が気軽に買える感覚で、イギリスに住む私も、世界各国に住む沢山の日本人も、気軽に日本語電子書籍を買えるようになるかもしれないし、、購入電子書籍を、kindle端末買わなくとも、今所有のPC・iPodTouch、今後購入予定のiPad3でもKindleなどで読めるかもしれないし。

品揃え、価格、の他にも大事なのは、いかに快適にストレスなく電子書籍を読めるかということ。

『購入した電子書籍はiPhone(iOS)アプリでも読めます』というのは、日本ですでにいくつかあるのだけど、そのアプリのレビューを見ると満足度が低い。 何度もVerUpしているのに、使いにくい不満多い、バグ不具合報告あるある・・。 そこで、amazonならば、という期待はできる。

というか、3月(?)のiPad3の発表時に、Apple iBooks 日本語書店がオープン なんてことになるかも、かも、しれないし。 Appleが日本語書籍ストアを開始したら、、販売価格はamazon等と同様でも、実支払い価格はiTunesカードのセールを併用すれば2割引で買えるから、電子書籍を安く買いたい人(私ですが)はAppleから買いますよね。。あたりまえですけど、iTunesカードで購入しても出版元の利益は同じなので、、iTunesカードセールはApple負担の大セールなのですヨ! 書籍購入出費抑えられるなら液晶デバイス読書でも我慢する私・・。

それと気にせねばならないのが 『電子書籍のデータの質』
日本電子書籍ストア開店するとオープン時、ン万冊、などと言いがち。
その実は以前からあっちこっちで販売されている既存のXMDF、.book 形式。
XMDFというのは今ほどインターネットが世に普及してないころからの存在していた古いフォーマット故、表紙が付いてないのは当たり前(ダウンロードデータ量サイズを少なくするため? 版権?手抜き?)、画像データが含まれていたとしても有料商品とは言えないクレームものの(地図とか推理モノの見取り図とか) 低品質だったりするのだ。
SDカード利用可能なSHARPの電子辞書端末でも閲覧できるよう作られたXMDFフォーマットは、書籍データの文字コードがユニコード対応しておらず、低スペック表示端末のROMに含まれていない漢字は汚いドット埋め込み画像が表示されるのであるのが、大不満なのである。


例えば、コレ、
雷電本紀 / 飯島和一 著 / \725 / 小学館発行 / XMDF電子書籍サンプルより汚い外字表示抜粋したもの



ワリと最近発売されたXMDFの電子書籍の立ち読み版をPC用ブンコビューアで表示したもの。
税込み \725 で販売されている電子書籍商品の品質はこんなんである。
作者様に非は全くない。 でもさ、作者様に失礼ではないか。
中国漢字が沢山登場する、吉川英治の三国志のXMDF、ザウルス愛用者だった頃にヤムえず買いましたが、まぁ、ヒドイ電子書籍だった。
 
キタナイ脅迫状表示になることが 一切説明なく平然と売られて続けている日本のXMDF・・・。
読者、消費者をナメておる。  購入後に気がついてイラッときてもデジタルコンテンツなので返品・返金不可能!

こんな酷いフォーマットで売りまくってしまう日本の電子書籍出版の現状が嘆かわしい。
もし、米国で安くない電子書籍買って、英数字以外のドイツ語などは文中に汚い外字画像埋め込みで表示されたら・・クレーム炎上になるのではなかろうか。 世界に通用しない日本の低品質である・・・・。

同じXMDF書籍作品でも、販売サイトによって専用XMDFビューアでしか閲覧できない「厳しいDRM付き」と、購入時のダウンロードデータをPC・ケータイ・電子辞書・ザウルス・PRS-T1などXMDF対応デバイスで自由閲覧できる「緩いDRM(購入情報の埋め込みのみ)」商品が市場に混在しているのも迷惑なことだ。

amazonの日本語電子書籍販売は、最初はDRM付きPDF  という記事を以前読んだ。
amazon、apple には、欧米で提供しているのと同様のクオリティで日本語電子書籍販売して欲しい。