2012年5月9日水曜日

折れ曲がる電子ペーパー端末 FlexOne

折れ曲がる電子ペーパー端末 FlexOne、発売だそうです

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1205/08/news073.html


 http://www.f1cd.ru/ebook/reviews/wexler_flex_one_page_1/
バッテリは600mAはちと残念だけど、薄さ4mm?! 画面部の最薄部ってことか?


この動画の説明ではAndroidって言ってます・・ね。
http://www.youtube.com/watch?v=Nq12ot9ttYY

↓常時カーブしているぽい (平面維持できない?)

↓曲げられる

↓107g(?) 軽すぎっ!


感想とか

 まず、曲がることよりも、「ボディがゴム状になっているため・・耐ショック性も大幅アップしている」に魅力を感じました。 広さにゆとりの無い部屋に居住の私は、「置けそうなところに置く」をやってるから、取り上げる際に、StoryHDもiPodTouchも何度も床に落とした経験ありで。ソファーで読書しながら寝てしまって落とすこともあり。
 ゴム状、軽さ、耐ショック性 はスマホというか、モバイル機器は全部そうなって欲しいと思います。通勤電車での立ち読み利用とか、ケース不要で裸のままポケットに入れておけるのが理想です。ポケットやカバンからの取出し時に落としてしまっても壊れない、致命的な傷が付きにくい、読みたいときにサッと取出してすぐに読書でき、すぐにしまえると。

 「曲がる」というのは、この機種は横長のデザインですけど、StoryHDのように縦長で横方向に曲がる・・というか・・たわませることができるものなら、「もしかしたら読書が疲れにくくなるのかな?」と思いました。 紙本を片手で持つと、本がたわんで、バネのようになりますよね。読書中に自然に手や指をストレッチできるから、同体勢を維持して持ち続けるよりは疲れ感を軽減できたり、脳に刺激を与えられたり、リフレッシュできたりするのではないかと。 そういう意味では、個人的には、Kindle4(ハードウェアページ送り付き)のXGAの曲がる電子ペーパーみたいなのが理想かな。
 
 で、反面、「曲がる電子ペーパー」の採用は、表示部以外の基盤(回路)と、バッテリの組み込みが難しそうです。曲がる電子ペーパーの背面には、曲がらない部品(曲げてはならない部品)を実装できないです。「超薄くて曲げられる大容量2000mAバッテリ」という部品が登場すればいいのだろうけど。 さらに、湾曲面に対しての「光学タッチパネル」はタッチ位置検出が困難だから当然実装不可能となり、フロントライト内臓も、やっぱり湾曲画面を照らすとなると、キレイに光が当たりにくいだろうから採用むずかしそうな。
 
 とはいえ、デジタル家電・デジタル機器・あっちもこっちもバックライト液晶(orEL)のご時世において、【曲げられる】というのは、ある意味、究極に判りやすいアナログ要素です。 紙本のように、握る力を強めれば、横幅が縮む・・。今までは、デジタル機器のサイズ・形状固定の使い勝手に対して人間のほうが合わせていたけど、 曲げられる電子ペーパーは、「デジタル機器の形状を自分の手の快適に合わせられる」ようになりますね。 ヒューマンエルゴノミクス って言うんかな。

 この機種、前記事の機種、夏までにiriverが発売予定というXGA Touch、 XGA電子ペーパー機が増えてくると・・・・Kindle後継機にも期待できるのかな??